江戸幕末の士「勝海舟」、子孫たちが語った晩年の知られざる素顔とは

江戸時代末期の幕臣、勝海舟。数々の逸話を持つこの偉人について、彼の末裔たちもまたさまざまな証言を残しています。知られざる足跡をたどって、ノンフィクション作家の合田一道さんが日本近代史の“その後”へ案内します。


強面の裏にのぞいた、孫煩悩な一面

 五味さんの話によると、

「晩年の勝家は、大きな屋敷に家族が大勢住んでいて、海舟はいつも一室で頼まれた揮毫(きごう)をしていたそうです。便りなどは、寝ころがって書いていましたが、筆扱いは手慣れたものだったといいます」

「幼い正代が学校に行く朝は、必ず海舟のもとへ行ってあいさつをするのです。すると『小僧、行くか』と乱暴な口調で言うので、とっつきにくい、恐ろしい感じで、家中がびりびりしていたそうです」

などと語ってくれました。

勝海舟(画像:合田一道)

 でも海舟は、孫が生まれるたびに記念の書を書いて渡していたといい、その書を見せてもらいました。柔らかな筆跡で、子煩悩な側面をうかがわせるものでした。

 また海舟は手作りの茶碗を残しており、その見事な出来栄えに驚かされました。

 玄孫(やしゃご)、つまり5代目の高山みな子さん(鎌倉市)は海舟研究者として知られていますが、以前、札幌の「北海道龍馬会」の講演会で話した内容が心に残っています。

「なかなかの人物」と称された龍馬


【画像】勝海舟のひ孫・やしゃご

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