東京女子が包丁片手に魚をさばく 体験会も大人気、便利なこの時代にナゼ?

2018年12月31日

ライフ
ULM編集部

食生活に豊かさと便利さがもたらされた昨今、手のかかる作業は避けられがち。そんななか、あえて魚をさばこうとする女性たちがいます。いったいなぜなのでしょうか。


「生き物から命をいただく」ことを考える

 この時代に「作法」を求める背景には、日本の食文化の変化も関係しています。

「明治時代以降に西洋文化が流入し、日本人の生活に肉食が入ってきました。それとともに魚の消費量は減少。それに加え、スーパーマーケットの発達で、消費者は自ら魚をさばくことをせず食べるようになったため、始めから魚を『食べ物』として考えるようになってしまった。『形ある生き物から命をいただく』という考えがなくなってしまったのです。そのようなことを再び意識するためにも、正しい『作法』でさばくことは意味があるのでは。日本の郷土料理には魚を使ったものが多いですし、古き良き日本食文化を魚をさばくことで見直してもらえたらうれしいですね」(同担当者)

動画チャンネルは、再生回数1000万回突破

 日本さばけるプロジェクトが2016年6月から「YouTube」上に開設している「さばけるチャンネル」は2018年10月18日(木)、再生回数1000万回とチャンネル登録者数10万人を突破しました。

「さばけるチャンネル」の動画(画像:日本さばけるプロジェクト)

 同チャンネルには、カツオやカンパチ、ニジマスなど、計113本の魚のさばき方動画がアップされています。現在の視聴者の65%は35歳未満とのこと。「魚離れが進んでいる若者に確実にリーチできている」と自信を見せています。

『作法』としての魚さばきを学ぶこと。それは日本の食文化の根幹を知る最短経路なのかもしれませんね。


この記事の画像をまとめて見る(4枚)

画像ギャラリー

/wp-content/uploads/2018/12/181101_fish_01-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2018/12/181101_fish_02-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2018/12/181101_fish_03-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2018/12/181101_fish_04-150x150.png

New Article

新着記事

Weekly Ranking

ランキング

  • 知る!
    TOKYO
  • お出かけ
  • ライフ
  • オリジナル
    漫画