コロナ禍の首都圏で「ミネラルウオーターが売れた」は本当? 最前線に迫る

2020年12月26日

ライフ
ULM編集部

2020年、未曽有のコロナ禍の小売業界では、「よく売れたもの」「売れなかったもの」の明暗がはっきり分かれたようです。私たちに身近な食品に関しては、「首都圏でミネラルウオーターがよく売れた」との声を耳にしました。実際に売り上げは伸びたのか、またその背景は? 関係する企業や業界団体などに話を聞きました。


在宅用のミネラルウオーター購入が増加

 国内外産のミネラルウオーターを常時100種類以上取り扱うミネラルウオーター専門店 アクアストア(横浜市)。東京はじめ全国の有名ホテル・レストラン・カフェ・バーなどに商品を卸しているほか、通販サイトでの個人向け販売も行っています。

 同社によると、コロナの前後で比較した際、特徴的な変化が表れたのは「都道府県別の売上金額」だと言います。

 2019年、卸先の売り上げのうち約半数に当たる48.8%を占めたのは「東京」。一方、2020年は時短営業や休業などを背景に29.9%にまで下がり、隣接する埼玉は1.4倍、千葉は約2倍に伸びています。

 個人購入者の在住地別では、「東京」は2019年の34.9%に対し2020年35.7%と微増。他方、埼玉は約20倍、千葉は4倍、神奈川は1.1倍に。首都圏を中心に顕著な伸びが見て取れます。

 こうしたことから同社担当者は、

「今まで東京都内の小売店で水を購入していた首都圏近郊の在住者が、外出自粛で都心へ行かれなくなったのを機に自宅でネット購入するよう切り替えたケースが多いのかもしれません」

と分析。コロナ禍でレストランなどへの売り上げが落ちた一方で、個人消費者の関心は高まっているようです。なお同社の通販サイトでは、購入者数が前年比で1.3倍、売り上げも1.2倍と伸びを見せました。

 売れているのはペットボトル入りの少量タイプ。平均単価が同比90%とやや落ちたのは、「もともとミネラルウオーターが好きで銘柄にも詳しい人が中心だった」購入層が、コロナを機にすそ野を広げたことの裏返しとも言えそうです。

「実際、購入される水の種類は幅が広がっているという印象です。健康への付加価値など機能性が表示されている水や、健康への関心が高い著名人が常飲している水などを選ぶ人が増えてきていますね」

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