「なりたい顔」ランキングが、近年ちっとも代わり映えしない理由

オリコンが毎年発表する「女性が選ぶ“なりたい顔”ランキング」。2020年は女優の北川景子さん・新垣結衣さん・石原さとみさんが1~3位で、例年と変わらぬ顔ぶれになりました。近年、上位者が代わり映えしないのはなぜなのか? ライターの谷保乃子さんが現代的価値観という側面からその理由を探ります。


10年でトレンドは様変わりしたのに

 そのほかの常連は同じく30代の深田恭子さん、綾瀬はるかさんらで、近年上位に登場した“新顔”は2019、2020年にトップ5入りした橋本環奈さんくらいです。

 10年前の2011年と言えば、ファッションならミニスカートや細身のシルエットが若い女性たちの主流。厚めに切りそろえた前髪と豪華なカールのロングヘア、メイクは黒の濃いアイラインでデカ目を強調するのが定番と、今とは全く異なるスタイルが街中を席巻していた頃です。

 ファッションやメイクのトレンドは10年で大きく変わったのに、なぜ「なりたい顔ランキング」の上位は大きな変化がないのでしょうか。

なぜ“新顔”が現れないのか

「なりたい」と掲げられる対象に変動がない。つまり、上位にランクインする新顔がなかなか現れない。

 その理由を現代の価値観という側面から探ろうとしたとき、まず注目したいのは女性たちが掲げる目標やあこがれが画一的なものから多様なものへと分散化したことです。

アラサー世代の女性を中心に高い人気を誇る月刊誌『GINGER』。「なりたい顔」上位3人もそれぞれ表紙を飾っている(画像:幻冬舎)

 SNSが発達したことで個々人の興味関心が多様化し、美容・ファッション・お笑い・ライフハックなどさまざまな分野ごとにインフルエンサーと呼ばれる存在が登場した現代。

 彼ら彼女らは数十万人以上ものフォロワーを擁する一方、それぞれが全く異なる舞台――いわば「島宇宙」のようなコミュニティーの中で注目を集めているため、あらゆる世代や層を巻き込むほどの反響を起こすことは極めてまれです。

人気がひとりに集中しない構造


【ランキング2位】新垣結衣さん「10年間」の変化を一気に見る(画像)

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