島ツウが選ぶ、竹芝ふ頭の島のアンテナショップで買うべき名品ベスト10

伊豆・小笠原諸島への船の発着場となっている竹芝客船ターミナル。そこに併設されているアンテナショップ「東京愛らんど」では、同諸島における特産物や加工品などの優れものをセレクトして販売しています。そのなかから、島好きのULM編集部記者と同店の関係者で選んだ、買うべき商品ベスト10を紹介します。


注目の1位は小笠原諸島からのレア商品

3位 AO-CHU(青酎)

青ヶ島で生産されている島焼酎「AO-CHU」。値段は商品によって異なり、2000円代が主流(2018年11月27日、宮崎佳代子撮影)




 絶海の孤島である青ヶ島は、断崖絶壁に囲まれた急峻な地勢のため船の欠航率が40~50%。ヘリコプターの定期便運航率は8〜9割程度ではあるものの、座席数が少ないため渡島直前だとほぼ満席で予約できないことが多々あります。旅程に余裕を持って行く必要があるため、行きたくても行けない人が多い島といえるでしょう。

 村の人口は約160人ですが、10人もの杜氏がいて、独自に焼酎を作っています。これらは総じてAO-CHU(青酎)と呼ばれていますが、杜氏によって味が異なります。

 酒税法が変わるまで島では各家庭で焼酎を作る習慣があり、それが青ヶ島に杜氏が多い所以です。全て手作りのため量産できず、そのほとんどが島内消費で島外に出回る数が少なかったため、「幻の焼酎」とも言われていました。現在は通販で買えるものもあります。同店ではAO-CHUのラインアップが豊富で、通販が行われていない焼酎も取り扱っており、生産量が少ない喜久一や青酎伝承もあります。

2位 三宅島産明日葉(あしたば)

三宅島産の明日葉。時価(250円前後)。1〜2月が最も旬(2018年11月27日、宮崎佳代子撮影)

「今日摘んでも明日にはもう芽がでてくる」ことから「明日葉」との名がついた、生命力の強い植物。栄養価が高く、伊豆諸島に渡ると料理によく出てくる生鮮食料品です。天ぷらにすると、サクッとした食感の良さに、ほんのりとした苦味が味わいのアクセントになって、ことのほか美味。お酒ともよく合い、おひたしや野菜炒めなどでも楽しめます。店長によると、三宅島産の明日葉は他の産地と比べてとても柔らかく、様々な料理に活用できるのが特長とのこと。1〜2月が肉厚で最も旬の時季。この期間にぜひ味わってみてください。

1位 小笠原諸島の島レモン

小笠原諸島の母島産「島レモン」。母島は父島から南へ約50kmのところに浮かぶ島(画像:小笠原村観光局)

 小笠原諸島の特産品で、販売時期は9〜10月頃。通常6日に1度しか運航されない小笠原諸島からの船便で運ばれて来るため、期間中でも常に店にあるとは限らないレア商品です。

 この島レモン、1973(昭和48)年に八丈島から小笠原諸島の父島に持ち込まれた苗木が起源。現在は父島と母島の両方で栽培されています。店で販売されるのは、母島産のものです。酸味がさほど強くないマイルドな味わいに加え、皮が薄く、とてもジューシー。フルーツ感覚でそのままで食べれてしまう美味なレモンで、買えたらラッキーな一品です。

 東京愛らんどには紹介の商品以外にも、伊豆諸島を代表する特産物のくさやほか、様々な名産品が集結しています。島のもののみを常時これだけたくさん集めて販売している場所は、日本全国でも稀です。竹芝旅客ターミナルへ行ったときはぜひ覗いてみてください。島の空気を感じられるのも楽しみのひとつです。

●アンテナショップ 東京愛らんど
・住所:東京都港区海岸1-12-2 竹芝客船ターミナル内
・時間:09:00〜22:30 ※大型船の出航がある場合は23:00まで営業
・アクセス:ゆりかもめ「竹芝駅」東口から約1分、各線都営地下鉄「大門駅」B2出口から徒歩約7分、JR「浜松町駅」から徒歩約7分
・問合わせ:電話番号03-5472-6559(東京愛らんど) FAX03-5472-6547(東京都島しょ振興公社)
※紹介の商品のなかには、通販「東京愛らんど市場」で購入することができるものもあります。詳細は上記問合わせ先まで。

※掲載の情報は全て2018年12月時点のものです。


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