都心と郊外のいいとこどり? 東京転勤者にぴったりの江戸川区「瑞江」とは【連載】東京下町ベースキャンプ(4)
2020年10月22日
知る!TOKYOかつて江戸近郊の農村部だった東京東部の「下町」。そんな同エリアを、ブログ「限界ニュータウン探訪記」管理人の吉川祐介さんは新たな「拠点」と位置付け、再解釈を試みています。
転勤者にとって「堅実な選択肢」
東京23区では自動車を使わない生活を送る人も多いと聞きます。筆者も江東区在住時は自家用車を保有していませんでした。
カーシェアリングやレンタカーの普及に伴い、都市部における自家用車の保有率の減少は時代の流れですが、それでもどうしても好きな自家用車を保有したい、一般のカーシェアリングで採用される車両では役不足という人も一定数はいるはずです。

確かに瑞江の町は、居並ぶ商業施設を見ても、東京ならではの生活感を感じ取れる街並みとは言えないかもしれませんが、転勤者の多くは転入時に自家用車を保有しており、そうなるとおのずと地価の手頃さと交通利便性が両立する瑞江は「堅実な選択肢」とも言えるのです。
瑞江は千葉県との境付近のため、房総半島や鹿島灘方面へのアクセスは東京の他地域よりも良いですし、東京港臨海道路を利用すれば神奈川方面へのアクセスも悪くない地域です。
一例を挙げれば、
・休日はマリンレジャーに親しみつつも、都心へのアクセスも重視したい
・公共交通も利用するが自動車を利用する機会も多いので、自動車の移動にあまり苦労するような町は選べない
などがあり、そんな都市と郊外の両方のメリットを享受したい人には「転勤者の選択肢」としても機能し、なおかつ賃料相場も手頃な瑞江はぴったりかもしれません。
おすすめ

New Article
新着記事
Weekly Ranking
ランキング
- 知る!
TOKYO - お出かけ
- ライフ
- オリジナル
漫画