女性たちが高性能スマホより「ガラケー」に愛着を持ったワケ 平成と令和「デコ文化」の違いから考える

2020年夏に話題になった、女子中高生たちがイラストやシールでアベノマスクをデコる「デコマスク」。それを見て、平成の頃「デコ電」(携帯電話をデコること)を思い出した大人も多いようです。よく似て見える両者ですが、そこには大きな違いがあるよう。平成ガールズカルチャー研究家のTajimaxさんが、当時の雑誌や資料とともに解説します。


大量のストラップを付けた女性たち

 パソコン間でのやり取りが当たり前だったeメールの送受信が可能になった携帯電話が登場したことにより、携帯の人気と普及は一気に加速していきました。

 当時の画像を見ると1999(平成11)年の携帯に施されたデコは、現代の「#アベノマスク」に近い雰囲気があるように感じます。

「携帯」そのものに若い女性たちが興味を持ったのはもちろんですが、デコ文化をより加速させる流行が起きたのも同じ頃。

 マニキュアやシールに「ラメ」ものが一気に増え、またハイビスカスの「レイ」が流行するなど、カスタムするのに適したアイテムがぐんと増えました。

 パカパカふたつ折り仕様の携帯など、PHSに比べてカスタムしやすいデザインが増えたというのも一因でしょう。

さまざまな個性を放つデコ電の数々を紹介するムック本、その名も「デコデン」(画像:Tajimax、ブティック社)

 またネックピースなどの登場や、ストラップの種類が豊富になったことにより携帯のアクセサリー感覚が強まったのかもしれません。

 ひとり1台の携帯が当たり前になり、より身近な存在になったことで、ストラップを大量につけたり、シールを貼ったりとデコ文化が浸透し、それによって携帯に対する愛着がさらに増した時代でした。

 この時期の、身近なものからアイデアを生み出し創造する、というスタンスは現代のデコマスクと近い感覚があるのではないでしょうか。

デコ文化が全盛期だった2000年代


【貴重画像】チョー華やか 1997年~2000年代「デコ電」の数々(6枚)

画像ギャラリー

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