コンビニだけじゃない! 都内に24時間営業のお店が急増した根本理由

コンビニやファミレスだけでなく、数多くの24時間営業の店舗が東京にはあふれています。そのきっかけは一体何だったのでしょうか。フリーライターの猫柳蓮さんが解説します。


営業時間の延長で見えてきたもの

 夜でも客が来る――そのことに敏感に反応したのが、スーパーでした。各社は、百貨店よりも長い営業時間で来店者の増加を図ります。

 例えば2002年から、東急ストアは各店補で閉店時間を21~22時30分に変更。ご存じの通り東急ストアは駅直結の店舗が多いため、会社帰りに夕食やお酒を買う人が立ち寄るようになり、お弁当やおにぎりの売り上げが増加。

 また翌日の朝食を購入する人も増え、店舗によっては売り上げが2割も増加。マルエツは2001年7月に早くも24時間営業の店舗「Foodexpress(フーデックスプレス)」を開始していましたが、店舗数は2002年に10店舗まで拡大しています。

24時間営業のスーパーのイメージ(画像:写真AC)




 スーパーが好調だったのは品ぞろえが豊富だったことなどですが、もっとも大きかったのは、営業時間を延ばすことでそれまで取りこぼしていた客を獲得したことです。

 スーパーの取り組みで明らかになったのは、仕事が忙しく帰りは深夜でもいろいろとやりたいことがある人たちの存在です。

マッサージ店や美容院も24時間対応に

 これには、さまざまな業界が反応します。

 夜遅くまで営業していれば、これまで以上の客層が取り込めるかもしれない――。そんな意識が働いたのか、東京の津々浦々で深夜営業や24時間営業をうたう、マッサージ店や美容院、歯科医院などが急増。2000年代前半は、夜遅くまで営業している店がとにかく増えました。

24時間営業のガソリンスタンドのイメージ(画像:写真AC)

 この頃、秋葉原のメイド喫茶でも「週末は朝まで営業」をうたっている店がありました。試しに当時、深夜2時くらいに出掛けたことがありますが、客は誰もいませんでした。

 ようは店が遅くまで営業しても、利用する客層がいる業態とそうではない業態、さらには場所もあったのです。

埋まりつつある地方との差


【画像】浅草橋の24時間営業「コワーキングスペース」を見る

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