会社員には手帳ブランドでおなじみ 日本初の経営コンサルが作った「産業能率大学」とはどのような大学なのか

ビジネス手帳「サンノー ダイアリー」ブランドで知られる産業能率大学。そんな同大を創立したのは起業コンサルティングの先駆者でした。教育ジャーナリストの中山まち子さんが解説します。


下級生の授業で先輩がサポート

 アメリカの大学はチューター(個別指導講師)制度を取り入れていることが珍しくなく、上級生の学生が授業に携わり、教授と下級生のサポートをするシステムが整っています。

 日本の大学の多くは、授業で教授陣と学生の間を取り持つ人間を配置していませんが、産業能率大学では上級生を後輩の授業に配置する制度「スチューデント・アシスタント」を導入しています。

産業能率大学の代官山キャンパス(画像:(C)Google)




 同大はアクティブラーニングやグループディスカッション形式の授業が多いため、どう進めていけば良いのか分からず戸惑いがちな新入生の悩みを解消する狙いがあります。

 社会に出ると後輩を指導することも多くなるため、産業能率大学では学生の卒業後を見据え、在学中からスキルアップを目指しています。

 就職率も高く、2019年度卒業生のうち、就職希望者の就職内定率は99.4%となりました。

 ここ数年、ジェイアール東日本企画(渋谷区恵比寿南)や野村証券(中央区日本橋)などの人気企業に就職した卒業生も。同大が4年間で学生をいかに育て、伸ばしたかが分かります。

通学生と通信教育課程の生徒数は大差なし

 産業能率大学の特徴のひとつとして挙げられるのが、通信教育課程の存在です。

 情報マネジメント学部内にある現代マネジメント学科は通信教育課程で、現役のビジネスマンが学び直しを行う機会を提供しています。

通信教育を受けるビジネスマンのイメージ(画像:写真AC)

 通学する学部生は3948人(2020年5月1日現在)に対し、通信教育課程に在籍する生徒は3623人になります。

 実用的な知識を求める社会人がこれだけ多く受講しているのも、10以上の細かいコースや、現代に沿ったカリキュラム構成になっているためです。

 通信教育課程にも力を入れることで、最前線で働いているビジネスマンの声が届きます。

 また、大学がビジネスの最前線をリアルタイムで感じることは難しいですが、産業能率大学は通信教育課程の存在によって、学部生の教育にそれらを反映できる強みがあるのです。

デジタルビジネスデザインコースも設置


【画像】手帳のロングセラー商品「サンノー ダイアリー」を見る

画像ギャラリー

/wp-content/uploads/2020/09/200904_sannou_05-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/09/200904_sannou_06-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/09/200904_sannou_07-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/09/200904_sannou_08-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/09/200904_sannou_09-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/09/200904_sannou_10-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/09/200904_sannou_11-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/09/200904_sannou_12-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/09/200904_sannou_01-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/09/200904_sannou_02-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/09/200904_sannou_03-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/09/200904_sannou_04-150x150.jpg

おすすめ

New Article

新着記事

Weekly Ranking

ランキング

  • 知る!
    TOKYO
  • お出かけ
  • ライフ
  • オリジナル
    漫画