「人の顔色なんて意味なくない?」 元ひきこもり店長が教える、ゆるゆる処世術【連載】東京・居場所さがし(8)

約1400万人もの人が住んでいるのに、ほとんど交わることのない東京は「孤独」を感じやすい街といえるでしょう。たったひとり暮らす大都会で、どうすれば自分の居場所を見つけられるのか。漫画家でイラストレーターのいしいまきさんが「脱ひとりぼっち」の方法を模索します。


誰でもくつろげる自宅のような居場所

 このお店をつくったひとつのきっかけも、

「例えば家でひとりで映画を見るより、僕は誰かと見た方が面白いと思うんですよ。でも家の近所だけで探すと見つからない。だからツイッターとかで声かけをするんです」

「だけど知らない人に家の住所を知られたくはない(笑)。だから店という形にしてるんです」。

 なるほど、ひかるさんにとってお店とは、公開してもいい、誰でも来ていい自宅のような感覚なのですね。

ひかるさんにとって自分のバーは、誰でも来ていい自宅のような場所(いしいまきさん制作)

 お店はひかるさんにとって確かに居場所でしょう。しかし、皆が楽しそうに過ごしている店内を見ると、しっかりとお客さんにとっても居場所になっているなと見受けられました。

 それは彼自身の魅力によるものも大きいのかなと、話をしながら感じます。

 ひかるさんの考え方やお話は独特です。例えばあるお客さんはキャンプ好きで、火を見るのが好きだとひかるさんに語ったそうです。

「だから『火を見るのが好きならコンロの火を見るんじゃだめなんですか? なんでわざわざキャンプに行くんですか?』と聞いてみたんです」

自分の性格を初対面から明らかにする


【画像】不安で仕方がないときは……筆者が描いた漫画を見る(2枚)

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