大海原に突如現れる岩、岩、岩! 名前の由来は仏軍艦、「ベヨネース列岩」とは何か

伊豆諸島最南端の有人島「青ヶ島」からさらに南へ約65km行ったところに、海面から顔を出した岩礁「ベヨネース列岩」があります。フリーライターの県庁坂のぼるさんが解説します。


磯釣りの愛好家が目指す場所

 このベヨネース列岩は、海底火山の一部が海上に顔を出したものです。付近にある明神礁(みょうじんしょう)とは同じ火山の一部であることが、調査によって明らかになっています。

 明神礁は活発な火山活動で知られ、ベヨネース列岩付近での火山活動が何度も目撃されています。1946(昭和21)年には活発な噴火活動が見られ、一時は新島が生まれましたがすぐに海中に没しています。

 その後も火山活動は何度も繰り返されていますが、いまだに新島が生まれるには至っていません。

 この海底に潜む火山が円すい形の単独峰であることが確認されたのは、1989(平成元)年のことです。

ベヨネース列岩付近の海底地形図(画像:海上保安庁)

 火山活動は付近を航行する船にとって危険ということもあり、ベヨネース列岩は上陸の価値がある離島でもなく、実のところあまり注目をされてきませんでした。

 ところが世の中にはこの島に向かって、船出する人たちがいます。それは磯釣りの愛好家たちです。

 ベヨネース列岩の岩場は大物が狙える「釣りの名所」として、彼らが一度は目指したい島(岩)となっているのです。

 このあたりで釣り糸を垂らせば、ほぼ間違いなく大物がかかると言われていることからも、その魅力はやまないのでしょう。

かつてはアクセスが比較的容易だった


【地図】東京から南に約400km! 「ベヨネース列岩」を見る

画像ギャラリー

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