90年代の「たまごっち」ブーム 原宿の大行列に並んだ元総理大臣って誰?

30代以上の人なら、きっと懐かしく思い出すであろう90年代後半の「たまごっち」ブーム。当時の人気っぷりは、とにかくすさまじいものがありました。フリーライターの猫柳蓮さんも、当時たまごっちに熱狂したひとりのようです。


便乗や詐欺まで現れて社会現象化

 とにかく、当時たまごっちは持っているだけでステータス。高額で取引されたり、詐欺を働く人が出たりと社会現象になっていきます。

 その結果、発案者の横井さん(彼は元バンダイの社員で当時、新会社ウィズを立ち上げていました。同社はのちに『デジモンアドベンチャー』のヒットで知られています)と開発者の真板亜紀さんは「数百万人分の労働時間を仮想ペットの育成時間に費やさせた」ことに対して1997(平成9)年にイグノーベル賞を受賞しています。

 バンダイは増産に励んでいましたが、ブームに対して生産は追いつきませんでした。社員でも手に入らないのですが、社員には家族や親せきから「どうにかならないのか」と電話が殺到する始末です。

発売15周年に開かれたイベントにも大勢のファンが詰めかけた(画像:バンダイ)

 中には、バンダイの本社に売ってくれと尋ねて来る人もいます。ニッポン放送がラジオ番組で、たまごっちのプレゼントを告知したところ応募数は15万通にも及びます。

 そんな人気に乗じて、新たなビジネスも生まれます。小売店では、入手したたまごっちをネタにして「お買い上げ○○円でたまごっちが当たる『抽選券』を進呈」なんてキャンペーンを実施するところもありました。果たして売り上げに影響があったかは……謎です。

 ちなみに地方でのことですが、岐阜県の岐阜信用金庫では給与振込口座をつくった新社会人に抽選で200人に、たまごっちをプレゼントなんて企画を実施したそうです。

91~93年まで総理だったあの人も


【画像】知らぬ間に進化していた! 過去10年間に発売された「たまごっち」の数々を見る(8枚)

画像ギャラリー

/wp-content/uploads/2020/08/200827_tamago_04-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/08/200827_tamago_05-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/08/200827_tamago_06-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/08/200827_tamago_07-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/08/200827_tamago_08-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/08/200827_tamago_09-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/08/200827_tamago_10-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/08/200827_tamago_11-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/08/200827_tamago_01-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/08/200827_tamago_02-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/08/200827_tamago_03-150x150.jpg

New Article

新着記事

Weekly Ranking

ランキング

  • 知る!
    TOKYO
  • お出かけ
  • ライフ
  • オリジナル
    漫画