東大のシンボル「赤門」、実は正門ではなかった!

東大の象徴といえば、安田講堂と赤門と答える人が多いのではないでしょうか。最寄り駅からも近い赤門を、学生たちが絶対通らなかった時期があるといいます。一体何があったのでしょうか。フリーライターの猫柳蓮さんが解説します。


「正門」がメジャーにならないワケ

 赤門は、本郷通り(国道17号など)に面している旧加賀藩前田家上屋敷の御守殿門。誰もが普通に通っていますが、国の重要文化財です。

 とても絵になるためか、東大を訪れた人はたいていここで記念写真を撮っています。

 しかし、実は赤門はキャンパスの「正門」ではありません。東大の正門はこれとは別に、本郷通りを北上したところにあります。

 こちらも1912(大正元)年につくられた伊東忠太の設計によるもので、登録有形文化財になっています。でも、人通りが多いのは赤門の方です。

 なぜなら、多くの学生が利用している東京メトロ丸ノ内線・大江戸線の本郷三丁目駅は、赤門そばに位置しているからです。 また、何かの用事があって東大を訪れた人向けのお土産物店も、赤門を入って左側にあります。

赤門より北にある「正門」。赤門と比べてやや影が薄い?(画像:(C)Google)

 正門はキャンパス奥に位置する安田講堂まで一直線に見渡せますし、秋ともなるとイチョウ並木が現れるですが、赤門と比べるといまいちメジャーになれません。

 メディアが東大生にインタビューしたいとき、あるいは企業が商品の販促で試供品を配るときなどに、たいてい赤門の前というロケーションを選ぶのは、背景が絵になることに加えて、人通りが多いということに尽きます。

 ちなみに、一応「関係者立入禁止」とは書いてありますが、近所の人なども散歩のために入るのは日常的な光景のよう。東大の中を抜けたほうが目的地が近いからと、自転車で走り抜けていく人も当たり前に見かけます。

 赤門の前は、人通りは多いものの東大生かどうかを見分けるのは難しいかも知れません。

 なお、広大な本郷キャンパスにはほかにもいくつもの門があります。

次々と整備される門にまつわる逸話


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