下北沢に続々オープン 音楽不況も「レコード店」が元気なワケ

演劇や音楽を始めとするサブカルの聖地「下北沢」。そんな下北沢の駅周辺には多くのレコード店が軒を並べています。いったいなぜでしょうか。ブログ「WASTE OF POPS 80s-90s」管理人のO.D.A.さんが解説します。


なぜ下北沢にレコード店が集まるのか

 では、なぜ下北沢にはこんなにレコード店が多いのでしょうか。

 下北沢はレコード店以上にライブハウスが多い街として有名で、現在はライブハウスの数の方がレコード店の数を越えています。

 それは、新宿・渋谷という音楽にとっての二大地域の両方からほど近く、かつ都心より安く住むことができる住宅地でもあったために、バンドマンや音楽関係者がこの街に集積したのが始まりと言われています。

「音楽の街」というアイデンティティーは、渋谷のライブハウス屋根裏が移転してきた1986(昭和61)年以降に盛り上がり、1990年代になると、

・下北沢SHELTER(世田谷区北沢2)
・CLUB 251(北沢5)
・下北沢GARAGE(北沢3)
・下北沢CLUB Que(北沢2)

といった今も続く数々のライブハウスが次々にオープンし、それらのライブハウスを拠点に活動していたバンドがメジャーな存在になっていったことで決定的なものとなります。

 音楽好きが集まり、ミュージシャンの演奏を聴きに来る人々が集まるのであれば、その周辺にレコード店が増えるのも必然と言えるでしょう。

「下北沢GARAGE」の外観(画像:(C)Google)

 また、市街域がコンパクトにまとまっているため、街全体を比較的楽に回ることが可能であることも、レコード店巡りには非常に便利です。いわば下北沢の街全体が、ライブハウスとレコード店の「密集地域」として機能していると言っていいでしょう。

 全国的なCDの売り上げは落ちていても、地域でのライブ活動がむしろこれまで以上に活況になったことで、音楽好きがより多く集まる街となり、それに伴ってレコード店もまた下北沢に集まったのです。

再開発でレコード店巡りも便利に


【地図】いくつ知ってる? 「下北沢駅」周辺のレコード店を見る

画像ギャラリー

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