巨大象も、専属音楽隊もいた! 開園当初の「としまえん」は今と全く違っていた

2020年8月末で閉園する練馬区の遊園地「としまえん」。そんなとしまえんはどのような歴史をたどり、現在に至るのでしょうか。フリーライターの猫柳蓮さんが解説します。


大人気だったウオーターシュート

 このときの豊島園は、庭園に少し遊園地が付いてるという雰囲気でした。目立つ乗り物といえば、ウオーターシュート。高いところから、ボートが斜面を滑り降りる遊園地の定番アトラクションです。

 単なる絶叫マシンではなく、ボートの先に立つ船頭が、斜面を滑り降りる際に勢いよく飛び上がるパフォーマンス付きでした。これは、としまえんになってからも長らく人気のアトラクションとなっていました。

としまえんの位置(画像:(C)Google)

 ただ乗り物(当時はアトラクションという言葉はありませんでした)は、その程度でした。

 主に自然を楽しむように設計された園内には、芝生や花壇を設置。さらに「園芸部」の名称でぶどう園も設置しており、お土産用のぶどう販売も行われていました。

 そして人気を集めたのが、動物園です。

 現在の園内にある「ふれあいペットガーデン」は、犬をはじめ身近な動物にふれ合えて人気ですが、当時は純粋な動物園。園内には猿やキジ、クジャク、そして象も飼われていました。

 また、園内は催し物も年中開催。この当時から夏には花火が行われており、バレエや歌舞伎の公演なども人気だったそうです。

 当時は遊園地の黎明(れいめい)期であり、現在のようにヒットコンテンツの経験値はどこにもありませんでした。そのほかの遊園地も同様でした。バレエや歌舞伎公演は、そうした試行錯誤のひとつといえるでしょう。

業績不振の原因は「冬季営業」だった


【航空写真】1947年から2020年までの「としまえん」を見る(7枚)

画像ギャラリー

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