2020年開催中止の今こそ知っておきたい「隅田川花火大会」の歴史とは

2020年は新型ウイルス感染拡大の影響で中止となった隅田川花火大会。そんな同大会の歴史と2020年の代替イベントなどについて、フリーランスライターの小川裕夫さんが解説します。


「バーチャル花火大会」開催も

 東京近郊では夏季にいくつもの花火大会が実施されていましたが、2020年はほぼすべての花火大会が中止となっています。

 毎年7月の最終土曜日に実施され、テレビの生中継がされるほど有名になった隅田川花火大会も中止が決まっています。

 それでも毎年の慣例から、テレビ生中継を実施。2020年は過去の映像を使用した総集編として放送される予定です。

東京スカイツリーで行われる「バーチャル花火大会」のイメージ(画像:東京スカイツリータウン)

 また東京スカイツリーでは、YouTubeを駆使して過去の隅田川花火大会の映像を流す「バーチャル花火大会」を実施。コロナ禍で沈みがちな気分を、知恵を絞り、あらゆる手段で盛り上げようとしています。

大会当初は料亭がスポンサーだった

 現在、隅田川花火大会という名称が用いられ、第1会場が浅草周辺、第2会場が蔵前周辺になっていることから、同イベントの起源は浅草と思われがちです。

 しかし、隅田川花火大会のおこりは、江戸時代に柳橋の料亭がスポンサーになって始められた両国の川開き花火大会といわれています。

 東京にはいくつもの花街がありましたが、中でも柳橋は伝統と格式のある花街として隆盛を誇りました。

赤枠で囲われたのが台東区の柳橋エリア(画像:(C)Google)

 隅田川沿いの柳橋では、夏季になると夕涼みと舟遊びも兼ねて花火を打ち上げるようになりました。その規模が拡大し、誰もが見物できる花火大会として成長していったのです。

 しかし、戦後は連合国軍総司令部(GHQ)が火薬の使用を禁止。これにより、花火大会は中止させられてしまうのです。

 花火を楽しみにしていた地元住民や関係者、はるばる遠方から足を運ぶ見物客は落胆しました。それでも大会を支えてきた人たちの強い熱意もあり、花火大会は復活を遂げます。

1977年から現在の名称に


【アンケート結果】花火大会の有料観覧席、買ったことのある人はいったい何割?

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