東京郊外の住民たちが予想以上に「地元付き合い」を大事にしているワケ

かつて「ニュータウン」と呼ばれた東京の郊外に住む人たちは、ほかの地域の住民に比べて「地元を好き」という割合が高いようだと、ルポライターの昼間たかしさんは指摘します。果たしてその理由とは?


渋谷並み?に成長した郊外・町田

 きっかけとなったのは、ターミナルへの人気店舗の出店です。

 都心が飽和状態になった人気店は郊外のターミナルに隣接する商業施設へ出店するようになっていきます。1990年代中盤に千葉県柏の高島屋にビームスやユナイテッド・アローズ、丸井にはフィールドやヴァージン・メガストアが出店しています。

 また、東京・町田では駅前のファッションビル「町田ジョルナ」(町田市原町田)が郊外なのに渋谷風なショップを多数入居させていました。

「ちょっとダサい」というイメージがある町田で、渋谷に匹敵するほどの買い物が可能に(画像:(C)Google)

 地元の駅周辺に、それまで都心にいかなければなかった店舗が増えたことで若者たちが集います。そうなると、新天地を求めて周囲にも個人経営のとがった店が増えていくというわけです。

駅ビルが育んだ郊外の「地元愛」

 この地元志向は若者だけには止まりませんでした。あらゆる世代が地元に都心と同じような店ができれば、そこを利用するわけです。

 誰もがどうしても都心に出掛けたかったわけではありません。都心に行かずとも、同じような買い物ができるのならば地元で済ませてしまおうという考えるわけです。

 21世紀に入ると、こうした地元志向に対応する再開発は加速度的に進みます。JRの駅ビルが再開発で多くのオシャレな店舗が入居する商業ビルになるのも21世紀に入ってからです。

都心よりも住みやすい? 郊外の魅力


【調査】「郊外」も堂々ランクイン? 毎年恒例「住みたい街ランキング」発表!

画像ギャラリー

/wp-content/uploads/2020/07/200703_kogai_05-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/07/200703_kogai_06-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/07/200703_kogai_01-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/07/200703_kogai_02-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/07/200703_kogai_03-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/07/200703_kogai_04-150x150.jpg

おすすめ

New Article

新着記事

Weekly Ranking

ランキング

  • 知る!
    TOKYO
  • お出かけ
  • ライフ
  • オリジナル
    漫画