飲食店で無料はもう古い? お金を払ってでも飲みたい「プレミアム茶」とは何か

飲食店で飲むお茶というと、「無料でもらえるもの」というのが一般的なイメージ。しかし現在、お茶の「プレミアム化」が進んでいると、ホットペッパーグルメ外食総研・上席研究員の有木真理さんは指摘します。一体どういうことなのでしょうか?


シャンプーもインテリアもお茶!

 三つめは、お茶をコンセプトにした「ホテル1899東京」と、併設のカフェ「CHAYA 1899 TOKYO」(港区新橋)。こちらは、宿泊者のチェックイン時に、フロントで茶釜を用いて煎(せん)じたお茶でおもてなしをしてくれます。

 そして部屋に入れば、シャンプーなどのアメニティー、インテリアなどすべてがお茶をコンセプトにしており、そのこだわりに驚かされるはず。

 レストランでの朝食やランチ、カフェもお茶フレーバーのアイテムを多数そろえ、どっぷりとお茶に浸れる施設です。

 四つめは、お茶を求めて旅をする「ティーツーリズム」です。これは、まるで海外でのワイナリー巡り、日本国内の日本酒や焼酎の蔵元めぐりのようにお茶を求めて旅をすること。

 お茶の産地として名高い静岡かいわいにも存在しますが、興味深いのは、佐賀県嬉野にある宿泊施設の体験型プログラム。

「ティーバトラー」なる専門家が存在し、ゲストが滞在中、こだわりのお茶を提供してくれます。また広大な茶畑を望む高台に設営された「天茶台」から、美しい茶畑を望むことのできる「茶空間」体験。生産者と語ることのできる「茶話(さわ)」など、多くの体験プログラムが存在します。

宿泊ゲスト1組にひとりのティーバトラー(茶師)が付く佐賀県嬉野のティーツーリズム(画像:「Tea tourism」サイト)

「学び」「ストーリー性」を取り入れたこちらのプログラムは大変な人気で、お茶を求めて九州まで旅をするという何とも粋な旅スタイル、筆者(有木真理。ホットペッパーグルメ外食総研・上席研究員)も早く経験したくてなりません。

 以上ご紹介した四つの事例から考える、消費者がお金を出してでも楽しみたい「プレミアム茶」とは、どういったものでしょう。

ストーリー、学び、そして体験型


【画像】「お茶」がコンセプトのホテルって、どんなところ? 室内を見る(3枚)

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