【子持ち主婦が考えるSNS論】ツイッターの「終わりなき議論」を終わらせる、インドに伝わる教えとは

反論が反論を呼び、収拾がつかなくなることもしばしばあるツイッター上での議論。「出口なき議論」を終えるにはどうすればいいのか、ライターの宮野茉莉子さんが考察します。


多様な意見を発信していく意義

 著名人・有名人に対する誹謗(ひぼう)中傷が社会問題として注目を集めた際、「嫌な書き込みをするアカウントは早めにブロックするのが自衛策」という意見もありました。現状ではそれが最善の対策というのも、残念ながらうなずけます。

 しかし、それではやはり少し寂しいというのが筆者の本音です。なぜなら自分と異なる意見に出合うことは、本来、自分の考えを深化させてくれる体験であり、SNSはそれをかなえる絶好のツールとなるはずだからです。

 リアルの世界なら議論の俎上(そじょう)にさえ上がらないこと、あるいは表面だけをなぞり深く議論することもなかった話題について、さまざまな議論がなされ、多様な意見が出てくることは、匿名SNSの強みでもあります。

イエスか、ノーか? 単純な二項対立を超えるためには(画像:写真AC)

 そもそも人が抱く考えは、当然ながら0か100かだけではありません。1から99それぞれの考えを持つ人がいて、例えば56.3のようなあいまいさも、存在することを許容されるのが本来の姿です。

 あくまでひとつの私案ですが、もしツイッターで白熱する議論――0か100かを争う議論を目にしたとき、そしてその問題に対する自分自身の考えが56.3のようなどちらとも言い切れない、けれどひとつの大事な意見だと感じるときには、思い切って56.3である自分の意見を発信してみるのはいかがでしょうか。

 同じように47.2の人や81.9の人たちも声を上げてくれれば、議論はより多面的なものになり、良い意味で「正解」を「相対化」させてくれるはずです。

ツイッターに助けられた経験


【調査】ツイッター利用者、過去5年でどのくらい増えた? 利用者は今、何人にひとり?(画像3枚)

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