【子持ち主婦が考えるSNS論】なぜツイッター上での議論はいつも「平行線」をたどるのか

ツイッターをはじめとするSNS上ではしばしば、異なるふたつの意見が正面からぶつかり合い、議論が平行線をたどる場面が見られます。いつから、なぜ、このような状況になったのか、ライターの宮野茉莉子さんが考察します。


あなたはどちらが正しいと思いますか?

 匿名SNS上での議論は、こうした社会的事象だけに限りません。

 例えば2018年、3児を子育て中という女性の「はーい、もうママ閉店でーす」という発言を彼女の夫がツイートしたところ、24万件近い「いいね」に加えて7万件もの賛否両論が集まりました。

「母親という仕事にも休憩が必要だ」や「私も『あと30分で本日のお母さんは終了になります』って表明する」と共感する人もいれば、「子どもに『母親』じゃない自分を見せるのはどうなのか」「ネグレクトではないか」と懐疑的な見方をする人もいました。

 この場合、どちらの意見が正しいとあなたは考えますか?

母親と子どもの関わり方についても、ツイッターで議論が起こった(画像:写真AC)

 女性と同じく3児のワンオペ育児中であり、家にいるときはトイレでさえもひとりになれない生活を10年近くする筆者としては、現代のワンオペ育児という環境下において、息抜きのために時間を決めて「ママ閉店」をするのはいいアイデアだと捉えます。

 自分の時間がほぼゼロになるママ業では、適宜休憩を取り、母親自身が心身の余裕を保つ方が母子双方の精神衛生上良いと考えるからです。また、母親が自分の好きなこと(筆者の場合は読書やヨガ)をしていると、生き生きして見えるせいか子どもが喜んだり、子どもも興味を持って一緒にやってみたりする経験もありました。

 しかし独身時代の自分が同じように考えたかといえば、おそらく難しかったでしょう。

 先述のツイートに寄せられた懐疑的意見と同じように、「ママなのに子育てを放棄するの?」「ママだったら24時間育児をするべき」「子どもがかわいそう」「自分の時間がないなんて言っていないで頑張るべき」と思ったかもしれません。

「ネグレクトではないのか」という指摘は、子どもを心配するあまり出てきた純粋な正義感なのだと、独身当時なら考えたかもしれません。

賛成と反対、どちらの立場にもなり得る


【アンケート】1日に何回ツイッターにアクセスしてる? 調査結果を見る(画像3枚)

画像ギャラリー

/wp-content/uploads/2020/07/200702_twitter1_04-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/07/200702_twitter1_05-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/07/200702_twitter1_06-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/07/200702_twitter1_01-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/07/200702_twitter1_02-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/07/200702_twitter1_03-150x150.jpg

おすすめ

New Article

新着記事

Weekly Ranking

ランキング

  • 知る!
    TOKYO
  • お出かけ
  • ライフ
  • オリジナル
    漫画