西武新型特急「ラビュー」のデザイナー・妹島和世がつむぐ東京建築の世界とは

西武鉄道新型特急「ラビュー」をデザインした建築家・妹島和世さんは、東京都内にもその作品を残しています。フリーランスライターの小川裕夫さんが解説します。


「ラビュー」をデザインした建築家

 ラビューのデザインを担当したのは、「建築界のノーベル賞」ともいわれるプリツカー賞に日本人女性で初めて選ばれた建築家の妹島和世(せじま かずよ)さんです。

 妹島さんは、これまでにも建築関連の賞に多数選ばれています。建築業界では大御所といえる妹島さんですが、鉄道関連の実績は多くありません。2011年にリニューアルした日立駅のデザイン監修者を務めたのが最初といえるものでした。

太平洋を一望できる駅舎として、高い人気を誇る日立駅(画像:小川裕夫)

 妹島さんが監修した新・日立駅舎は全面的にガラス張りが採用されて美しい雰囲気を醸し出すとともに、駅舎の広場から一望できる太平洋というロケーションが話題になっています。今では日立市の顔ともいうべき堂々たる存在になり、最近は日立駅舎そのものが観光名所のように扱われるほどです。

 駅舎のデザインは、建築に近い分野です。一方、鉄道車両のデザインは建築とは異なる分野に属します。妹島さんが鉄道車両をデザインしたのはラビューが初めてでしたが、見事にブルーリボン賞に選ばれました。

 池袋~西武秩父間を走るラビューは妹島さんの代表作品のひとつといえますが、妹島さんは建築家なので、あちこちで建築物の設計を手がけています。そちらにも目を向けてみましょう。

 国際的な評価を受けている妹島さんですから、手がけた建築物は世界各地に点在しています。それらを写真集・作品集などで目にすることは簡単です。せっかくなら現地に足を運んで実際に見てみる方が、より深く妹島ワールドを知ることができるはずです。

都内にある妹島さんデザインの建築


【地図と画像】東京都内にも! 妹島さんがデザインした建築物をチェックする

画像ギャラリー

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