「ゲーム実況」と「eスポーツ」の人気差を生み出す根本原因はいったい何か

オリンピック種目に推す声が上がるほど世界的な人気が拡大する「eスポーツ」。しかし日本では、例えば人気ジャンル「ゲーム実況」のような注目は集まっていない様子。なぜなのでしょう。Z総研トレンド分析担当の道満綾香さんが、若者を取り巻く「eゲームの今」を解説します。


海外では大会の賞金が桁違い

 海外ではeスポーツの大会賞金が数億円にものぼります。しかし日本では刑法(賭博罪)や景品表示法など法令による規制の関係で多額の賞金は出せないのが現状です。

 ゲームでお金を稼ぐのは良くないことという、良くも悪くも伝統的な考え方が日本には浸透しているので、これを覆さない限りeスポーツの発展はなかなか難しいでしょう。

女子たちもゲーム実況に夢中

 さて、Z世代の間で今流行しているゲームは、FPS(一人称)視点やTPS(三人称)視点と呼ばれるシューティングゲームです。

 FPS視点のゲームで有名なものとしては「荒野行動」や「PUBG」、TPS視点のゲームでは「スプラトゥーン」や「フォートナイト」があり、これらはスマホ用アプリが出ているものもあるほどメジャーなゲームです。

 フォートナイト配信元のエピックゲームズ(米ノースカロライナ州)は企業価値が約170億ドル(約1.8兆円)にも及び、7億5000万ドル(約800億円)の資金調達を検討しているといった報道がつい先日ありました。

 ゲーム業界は極めて巨大な市場へと成長を続けています。

人気が続くシューティングゲーム「荒野行動」の1場面(画像:NetEase Games)

 こうした、相手と対戦するシューティングゲームの類いは、一般的に男性がやるもので、女性は「あつまれ どうぶつの森(通称・あつ森)」のようなのんびりしたゲームをやると思われがちですが、実はZ世代の女性たちからも驚くほど人気を集めているのです。

 Instagramを開けば、ストーリーズ(24時間で消える短尺動画機能)にゲーム結果のスクリーンショットを投稿しているZ世代の女性が何人も。

 20代の人気女優・本田翼さんがYouTubeで「ゲーム実況」をして話題になりましたが、この「ゲーム実況」は非常に人気のジャンルのひとつ。本田さんのように、ゲーム実況者にもリスナー(視聴者)にも、今や数多くの女性ファンがいるのです。

意識しないほど身近な存在?


【画像】意外? オンラインゲームに大興奮するインスタ女子たち

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