西新宿1丁目の「昼夜人口」比率はなんと500倍――ビッグデータで迫る「眠らない街・新宿」の実態とは

東京、とりわけ新宿には「眠らない街」という枕ことばがしばしば用いられますが、その実態は地域によってバラバラです。都市データ研究家のにゃんこそば さんが、ビッグデータを基に実相に迫ります。


新宿区を拡大してみると……

 さらに拡大すると、街の特色がくっきり見えてきます。例えば、昼夜間人口比率5位の新宿区を見てみましょう。

「図表3」は、新宿区内の昼夜間人口比率を細かい単位(町、丁目)で塗り分けた地図です。赤は昼間の方が人口の多い地域、青は夜間の方が人口の多い地域です。

「図表3」新宿区の昼夜間人口比率・地図(画像:にゃんこそば)

 新宿や飯田橋・四ツ谷などのオフィス街をはじめ、市ヶ谷(防衛省)、信濃町(慶応大学病院)、早稲田(早稲田大学)などのエリアで昼夜間人口比率が高くなっています。特に、西新宿1丁目は昼夜間人口比率が5万%(500倍)以上!

 この地域は1960年代に淀橋浄水場の跡地を再開発したエリアで、東京都心への一極集中・オフィス不足を解消するために多数の高層ビルが建設されました。その結果、人口220人に対し10万人以上が働くという「仕事に特化した街」に成長したわけです。

昼夜比70%の街にある「超有名な坂」とは

 逆に、昼夜間人口比率が70%を切る地域も。区の北西部の落合・中井、東部の牛込・若松エリアは、住環境の良さと都心へのアクセスから20代の単身世帯や子育て世代に人気です。

 また、四谷三丁目駅付近の青い地域(新宿区須賀町、昼夜間人口比率70%)には新海誠監督の映画『君の名は』(2016年)に使われた須賀神社があります。映画公開後には多くの観光客が訪れましたが、普段は新宿から3駅とは思えないほど静かな空間が広がっています。

「図表4」新宿区の昼夜間人口比率・ランキング(新宿区)(画像:にゃんこそば)

「図表4」に昼夜間人口比率の高い地域、低い地域をまとめました。これらの地域に何があるか? 駅からの距離は? などなど、Google Mapsなどで調べてみるのも面白いでしょう。

時間帯別人口から街の性格を読み解く


【地図】意外と知らない? 「西新宿1丁目」の位置をチェックする

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