新型コロナ禍のエンタメ業界に続々と支援の輪が広がりつつあるワケ

新型コロナ禍で困窮する各業界を支援すべく、クラウドファンディングなどのサービスが活用されています。その背景にはいったい何があるのでしょうか。文殊リサーチワークス・リサーチャー&プランナーの中村圭さんが解説します。


音楽業界ではライブハウス支援も

 音楽業界ではタワーレコードが4月27日(月)より、協力企業やアーティストとともに全国の独立系ライブハウス約350店を支援するプロジェクト「LIVE FORCE, LIVE HOUSE.」を開始しました。

 プロジェクトでは、オリジナルデザインの支援ピンズをサイトで販売、そこから得られた利益全額を支援金として、ライブハウスへ送金する仕組みとなっています。

 ロックバンド「toe」の発起によりスタートした「MUSIC UNITES AGAINST COVID-19」は同名のフォルダのアクセス権を販売し、ライブハウスや活動の場を失ったアーティストを支援しています。

「MUSIC UNITES AGAINST COVID-19」のスキーム図解(画像:MUSIC UNITES AGAINST COVID-19)

 支援の返礼として、フォルダ内には賛同しているミュージシャン(東京事変やスチャダラパー、石野卓球、Charaなど約70組)が提供する楽曲データがあり、期間中(4月19日~6月末日)は聞き放題になっています。スピーディーでわかりやすいシステムにより、開始から4日で2万件の支援がありました。

「ゲーマーの聖地」も立ち上がった

 ゲームセンターでは、「ゲーマーの聖地」と呼ばれる「ゲーセンミカド」(新宿区)の取り組みが注目されています。

 今回の休業をポジティブに受け止め、営業権を取得したゲームセンターのリニューアルなど、4月以降に予定していた事業計画の資金をクラウドファンディングで募りました。返礼品には、プレイ回数券や横断幕に名前を刻める権利などが用意されました。

 5月10日(日)に終了したクラウドファンディングには、目標の2000万円をこれまた大幅に上回る3732万8892円の支援が寄せられました。

 また、有志のゲームセンターが行っている「ゲーセン支援チャリティーキーホルダー」は新型コロナウイルスの影響で売り上げ減少、休業を余儀なくされているゲームセンターの継続支援のために、店舗のロゴやイラストをモチーフとしたアクリルキーホルダーを通販サイト「いらすとぷらす」で販売するというもの。

「いらすとぷらす」で販売される「ゲーセン支援チャリティーキーホルダー」(画像:いらすとぷらす)

 その他にもクリエーター支援サイト「Ci-en」で支援を訴える施設もあります。

背景にある「エシカル消費」の波


【823人に聞きました】コロナ禍の現状がどう変わったら、レジャー施設にまた出掛けたい?

画像ギャラリー

/wp-content/uploads/2020/05/200512_leisure_08-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/05/200512_leisure_09-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/05/200512_leisure_10-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/05/200512_leisure_01-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/05/200512_leisure_02-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/05/200512_leisure_03-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/05/200512_leisure_04-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/05/200512_leisure_05-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/05/200512_leisure_06-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/05/200512_leisure_07-150x150.jpg

New Article

新着記事

Weekly Ranking

ランキング

  • 知る!
    TOKYO
  • お出かけ
  • ライフ
  • オリジナル
    漫画