今ではすっかりメジャーなバンジージャンプ 都内初上陸はいつだった?

いまではメジャーな遊びとなったバンジージャンプですが、いつごろ日本に、そして東京に広まったのでしょうか。ルポライターの昼間たかしさんが解説します。


当初はパフォーマーありきのイベント

 海外に行かなければ体験できないバンジージャンプが日本にやってきたのは、1992(平成4)年5月29日のこと。当時はまだ「お台場の」ではなく、「品川の」と呼ばれていた船の科学館(品川区東八潮)にオーストラリアからバンジージャンプのプロがやってきたのです。

 このときのバンジージャンプは、クレーン車で50mまでつり上げたゴンドラから5人のパフォーマーが次々と飛び降りるというもの。パフォーマーが飛び降りるたびに、見物客からは悲鳴が上がりました。

バンジージャンプのイメージ(画像:写真AC)

 この催しは6月から開催されたモーターボートのビッグレース「第2回グランドチャンピオン決定戦競走」の一環としてのものでした。参加型ではなく、あくまでもパフォーマーが趣向を凝らしながら飛び降りる様子を楽しむ、というものでした。

 でも見ていれば試して見たくなるのが当然……と思いきや、そうたやすい話ではありません。

 飛び降りているときはともかく、数回バウンドした後は逆さづりでブランブランと揺れているだけ。格好悪くて日本ではやらないのではないか、鳴り物入りで日本に上陸したがはやらなかった「キャベツ人形」や「ドクターペッパー」のようになるのではないか、という意見もありました。

マスコミも巻き込んで人気過熱

 それでも、一般人が参加できるバンジージャンプがいよいよやってきました。

 最初に登場したのは東京……ではなく、南知多グリーンバレイ(愛知県南知多町)。時に1994年7月のことです。

南知多グリーンバレイの位置(画像:(C)Google)

 早速さまざまなメディアが取材に駆けつけますが、それまでのジェットコースターなどと異なり、やってることは飛び降り行為。事故も実際に発生していることはよく知られていたため、取材体験もさまざまです。

「『三・二・一・バンジー!』で飛び降りるべきなのに、怖くて踏み切れなかった。2回目のかけ声では、後ろを向いて飛び降り、ようやく成功」(『AERA』1994年8月15日号)

「飛びながら撮った!」(『週刊ポスト』1994年8月26日号)

 なぜか『週刊ポスト』はバンジージャンプへの情熱が高く、この少し前の7月1日号では発祥の地であるペンテコスト島を訪れて、儀式の様子を取材しています。

東京上陸は1995年3月


【画像】世界でも数少ない100m級バンジーができる茨城県の竜神大吊橋を見る

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