コロナ余波でスーパーに「格安高級魚」 都民にとって幸か?不幸か?

大きなカツオのサクに、ホタルイカ、メバル。最近スーパーの鮮魚売り場に破格の高級魚が並んでいることにお気づきでしょうか。これも新型コロナウイルスの影響によるものだそう。消費者にとってありがたいことなのか否か、お料理好きのトレンドウォッチャー、カシハラヒデコさんが考えます。


高級店向けのホタルイカがこの価格で

 そしてこれは当然、カツオに限った話ではありません。

 前述のスーパーの鮮魚売り場に駆け込んだとき、実はまず目についたのはビックリ価格のホタルイカの方でした。しかも大ぶりで、ぷくぷくとしてうまそう。

 ホタルイカといえば、一般的な家庭よりは居酒屋でつまみに食べるものという認識。スーパーで売られているホタルイカはそんなにおいしくないだろうと思っていました。ところが試しに買ってみたホタルイカは、身がぷくぷくで真ん丸。これがめっちゃおいしいのです。

近くのスーパーで見つけたボイルホタルイカの売り場。100g税込み246円とは驚き(画像:カシハラヒデコ)

 しかも1パック120g入って税込みでも300円を切るという破格。自宅でホタルイカとブロッコリーに大葉をのせたペペロンチーノを作ってみたら、思わずうなり声が出るほどにおいしい代物が出来上がってしまいました。

 4月18日配信の時事ドットコムニュースの記事によると、2020年は富山湾のホタルイカの水揚げがとっても好調なのだとか。

「昨年(2019年)まで、不漁続きで主に高級店などでしか味わえなかったが、(2020年は)新型コロナウイルスの感染拡大による外食需要の低迷もあり、豊洲市場では卸値が大幅に値下がり。首都圏のスーパーなどにお目見えし、人気を集めている」と伝えています。

 ものすごく質の高い、それこそ高級すし店などに出されていたはずのホタルイカが、今期は手に届く価格で近所のスーパーに並んでいるというのです。

破格のキンメダイに感じる一抹の不安

 そうかと思えば、街のスーパーにはめったに並ばないメバルまで売り場で見つけました。さらにはキンメダイまで。切り身ではない丸のままのキンメダイがここいらで売られているなんて、めったにあることではありませんよ、と筆者の心中は大騒ぎ。ちなみにこの日は1匹1500円。これはかなりの破格といっていい値付けです。

スーパーで買ったホタルイカを使って自作のスパゲティ。最高においしかった(画像:カシハラヒデコ)

 冷静になって売り場全体を眺めてみれば、しまいにはナマコ丸々1本なんてものまで並んでいました。

 珍しくスーパーでナマコが買えたとしても、家に帰って皆さんどうやって食べているのだろうと、謎も浮かんではきます。普通の人はナマコのさばき方なんて知らないはずだよなあ、と思うのですが。もちろん筆者も知りません。

手放しでは喜べない高級魚種の安売り


【画像】100g・246円とは思えない、ぷくぷくしたホタルイカを見る

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