アニメの登場人物からYouTuberまで 現代の若者の「推し」が驚くほどバラバラな理由

アニメからバンド、YouTuberまで。現代の若者が「推す」対象は、驚くほどに皆バラバラです。「好き」多様性はなぜこれほどまでに進んだのか。Z総研トレンド分析担当の道満綾香さんが解説します。


オンライン化により加速する「推し事」

 それでは、実際「推し事」に精を出す若者たちは、具体的にどのようなことをしているのでしょうか。

 東京に住む女子大生のひとりに話を聞いてみたところ、

「私の推しはあるYouTuberですが、彼の登場するイベントは日本全国どこで開催されても行きます。グッズも必ず全種類を買いますし、ファンクラブに入るなど、自分ができることは全力でやります。SNSのチェックはもちろん欠かしません。私の行動が彼の生活(収入)に少しでも貢献すればいいなという気持ちです」

とのこと。

「推しを応援し、支えたい」という心理は、いつの時代でも熱烈なファンにしばしば見られる傾向であり、推し事に熱中するZ世代も例外ではありません。

新型コロナ禍の今、オンラインでの「推し事」も実に多様になっている(画像:写真AC)

 上の世代と違いがあるとすれば、デジタルネーティブと呼ばれるZ世代はオンライン上でのコミュニケーションに非常に慣れていて、かつ今、ウェブを介したイベントが盛んに行われるようになっているという点でしょうか。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のためさまざまなイベントがキャンセルとなっている2020年、返金されたチケット代を、グッズを買う代金に回したという人もいます。会場に足を運べなくても、オンラインで参加できるチェキ会(推しと一緒にインスタント写真を撮れるイベント)やサイン会、誕生祭まで開かれています。

 大好きな推しのため、どのような状況であっても彼らは「推し事」を怠りません。むしろこのような状況だからこそ、推しを支えたいという思いはいっそう加速するのかもしれません。

推しを推してる自分のことも、実は好き


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