五輪延期と新型コロナで大打撃 時間が止まった「お台場」は今

新型コロナ禍で都内の観光地を訪れる人たちは激減しています。そんななか、特に大きな影響を受けているのがお台場です。旅行ジャーナリストの内田宗治さんが現地を歩きました。


東京港の致命的な欠点

 これまで東京港には致命的な欠点があると言われてきました。

 都心近くの晴海客船ターミナル(中央区晴海)などへは、レインボーブリッジが障害となり、ダイヤモンド・プリンセス号、クイーンエリザベス号など超大型客船が入って来られないのです。

晴海客船ターミナルの外観(画像:写真AC)

 レインボーブリッジの橋下の高さが約52mなのに対し、スペクトラム・オブ・ザ・シーズ号は高さ60mを超えています。頭が橋につかえてしまい通れません(ちなみに横浜のベイブリッジは橋下高さ約56m)。

 そのためレインボーブリッジより外洋側で、最も都心に近い同地に国際クルーズ船ターミナルを造ったわけです。

新型コロナ後に期待される新たな魅力とは

 9月にクイーンエリザベス号(全長294m)など、11月までの4か月間に20を超える数の船が入港する予定でした。

 しかし今回のパンデミック(世界的大流行)で、キャンセルする船が続出しています。お台場周辺は、インバウンドの面でもショックを受ける形です。

オリンピックの会場工事で立ち入り禁止を告げる案内板。2020年4月撮影(画像:内田宗治)

 外出自粛が続くので、気晴らしにマイカーでお台場海浜公園へ直行すれば、「三密」にも遭遇せずに海辺で遊べて大丈夫と思いがちですが、現在それもできません。

 新型コロナを乗り越えれば、東京国際クルーズターミナルがにぎわい、潮風公園では首都高速湾岸線を海辺でまたぐ人道橋が供用開始できます。

 オリンピック後には当地で競技の「感動の記憶」が残るはずです。お台場にはこうした新たな魅力が加わることになります。早くその日が来るように節度ある行動を心がけたいものです。


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