90年代の若者を解放した、「萌え」文化の立役者『サクラ大戦』を振り返る

1990年代に一世を風靡したゲーム『サクラ大戦』。その歴史と「萌え」文化の兆しについて、ルポライターの昼間たかしさんが解説します。


低迷するセガサターンに差し込んだ光

 先日、『ファイナルファンタジーVII リメイク』の体験版が話題になりました。世の中の大抵の人たちとこの話題で盛り上がれるのですから、今考えても驚異的なタイトルだったことは間違いありません。

『ファイナルファンタジーVII』によって、プレイステーションがゲーム機本体の売り上げでも圧勝します。1997年5月の販売シェアは、次のとおりです。

・プレイステーション:57.8%
・ゲームボーイ:28.5%
・セガサターン:5.8%
・ニンテンドー64:7.9%

 発売当初は『バーチャファイター』の人気もあり、セガサターンは次世代ゲーム機戦争の勝者になるかと予想されていました。しかしその勢いは、一気に衰退してしまったのです。

 水をあけられたセガサターンは、まだ希望がありました。低迷するセガサターンの中で1996年9月の発売以来80万本以上を売り上げるヒット作があったのです。それが『サクラ大戦』です。

セガサターンのゲームソフトとして、1996年9月に発売された『サクラ大戦』(画像:セガ)

『サクラ大戦』シリーズは現在でも新たなムーブメントを巻き起こしており、2019年12月にはプレイステーション4用ソフト『新サクラ大戦』が発売しています。

 2020年4月からはテレビアニメ『新サクラ大戦 the Animation』も始まり、話題性は群を抜いています。当時、ファンの間では非売品の販促用テレカが5万円、マグカップが28万円で取引されるなど、異常な人気を起こしていました。

一般誌が取り上げたほどの熱気


【調査結果】3月末時点で、あなたが気になっていた「2020年春アニメ」は?

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