口裂け女はいずこへ……かつての「都市伝説」が最近の若者に全くウケない理由

口裂け女やツチノコに代表されるような「都市伝説」は1970年代頃盛んに生まれ、当時の子どもや若者を大いににぎわせました。一方、2020年の若者は、こうした都市伝説のたぐいに全くピンと来ない様子。このジェネレーションギャップの理由は何か、「Z総研」トレンド分析担当の道満綾香さんが考察します。


「今ならブームにならないのでは?」

 Z世代(1996~2012年に生まれた若者たち)の流行や価値観について調査・分析を行っている私たち「Z総研」では、東京に住むZ世代の若者がこのような「都市伝説」についてどう感じるのか、今回ヒアリングを試みました。返ってきた答えを以下に紹介します。

「口裂け女の話自体は知っています。小学校の頃、教室の共有の本置き場にあった学校の怖いうわさや学校の怪談系の本や漫画を読むのがはやったので、その本を読んで知ったのが最初だったと思います」

「口裂け女のうわさを今もし聞いたらどう感じるか、ですか? まあ漠然と、そういう人に会ったらマジで怖いな、とは思いますね(笑)。けど今だったら、昔大はやりしたほどのブームにはならないかな、と」

「私が子どもの頃(10年ほど前)はよくテレビで夏の心霊番組とかを家族で見るのを楽しみにしていたのですが、最近ではめっきり見なくなりましたね。でもその分、YouTuber(動画投稿サイトに自作の動画をアップする人)の『心霊スポットに行ってみた』とか『都市伝説の解説をしてみた』とかいう動画を目にすることが増えました」

「テレビで見たり友達同士でうわさをしたりすることはなくなったけど、都市伝説や心霊番組と同じようなコンテンツ自体は、今も身近にあるように思います」

都市伝説や怪談話が流行した頃、今以上に「暗い夜道を歩くのが怖い」と感じる子どもが多かった(画像:写真AC)

 このように、現代でも都市伝説は人気ジャンルのひとつではあるよう。ただ、かつて流行した都市伝説とは、そのスタイルや受け取り手の感じ方はずいぶん変化しているようです。

 それでは「現代版・都市伝説」の例をひとつ挙げてみましょう。

「誘拐・監禁された少女」の動画


【調査】外出自粛で若者に人気の「#おうちカフェ」、何人にひとりが挑戦済み?

画像ギャラリー

/wp-content/uploads/2020/04/200419_legend_06-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/04/200419_legend_07-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/04/200419_legend_08-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/04/200419_legend_09-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/04/200419_legend_01-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/04/200419_legend_02-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/04/200419_legend_03-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/04/200419_legend_04-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/04/200419_legend_05-150x150.jpg

New Article

新着記事

Weekly Ranking

ランキング

  • 知る!
    TOKYO
  • お出かけ
  • ライフ
  • オリジナル
    漫画