大人は理解不能? 若者にひそかなブーム、インスタ使った「#にんじんリレー」とは何か

新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛が続くなか、「Z世代」と呼ばれる若者の間でひそかに流行している「#にんじんリレー」をご存じでしょうか。上の世代にとっては、なかなかにジェネレーションギャップを感じさせられるこの遊び、Z世代のトレンドを分析する「Z総研」の道満綾香さんが背景も含めて解説します。


かつての「チェーンメール」との大きな違い

 このような「〇〇チャレンジ」は、海外セレブの間でよく流行していたように思います。始まりとされるのは、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の認知を高める目的で2014年に日本でも注目された「アイスバケツチャレンジ」です。

 セレブや有名人のまねをすることでその仲間に入ったような感覚が得られることも、このようなチャレンジがさまざまにアレンジされ、流行する理由のひとつだと思います。

 ところで、「#にんじんリレー」のように何人かを指名してほかの人へと次々に回していくという仕組みそのものは、1990年代後半から2000年代初頭、携帯電話の黎明(れいめい)期に流行していたチェーンメールとも似ているところがあります。

 しかし、チェーンメールと大きく違うのは、参加型であるということ、さらに周りの人へ悪影響を与えないという点が挙げられます。

 チェーンメールと違って「#にんじんリレー」などは、人から回ってきた内容に自分自身も描き加えるという特長があるため「はやりのものに参加している」感をいっそう強く感じられます。チェーンメールのように回ってきたものを同じようにただ回す(転送する)だけのものであれば、ここまで流行していなかったでしょう。

にんじんだけでなく、イラストでしりとりをする「絵しりとり」も人気(画像:Z総研)

 また、Z世代はデジタルネーティブということもあり、それ以前の世代より比較的ネットリテラシーが高いとも言われています。チェーンメールは時に脅迫的な内容やデマ情報などが出回ることもありましたが、このようなあからさまなデマ情報というのはZ世代には響きにくいとの指摘もあります。

 知らない誰かが流すデマまがいのチェーンメールより、仲間と一緒にクリエイトするお絵かきの方が、Z世代にとってはよほど面白みを感じられるのでしょう。

自己アピールの主戦場となる、SNSという舞台


【調査】2020年3月、若者の流行ワード1位「新型コロナ」、3位は「You Tube」、2位は?

画像ギャラリー

/wp-content/uploads/2020/04/200409_carrot_04-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/04/200409_carrot_05-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/04/200409_carrot_06-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/04/200409_carrot_07-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/04/200409_carrot_08-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/04/200409_carrot_01-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/04/200409_carrot_02-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/04/200409_carrot_03-150x150.jpg

New Article

新着記事

Weekly Ranking

ランキング

  • 知る!
    TOKYO
  • お出かけ
  • ライフ
  • オリジナル
    漫画