大人は理解不能? 若者にひそかなブーム、インスタ使った「#にんじんリレー」とは何か

新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛が続くなか、「Z世代」と呼ばれる若者の間でひそかに流行している「#にんじんリレー」をご存じでしょうか。上の世代にとっては、なかなかにジェネレーションギャップを感じさせられるこの遊び、Z世代のトレンドを分析する「Z総研」の道満綾香さんが背景も含めて解説します。


ハードルの低さと、参加型の楽しみ

 東京に住む女子大生のひとりは「#にんじんリレー」についてこんなふうに話しています。

「外出自粛要請が出た3月下旬の土曜日から、ストーリーズのほとんどがにんじんで埋め尽くされています。このストーリーしか出てこなくて、むしろすでに飽きたくらいです(笑)。新型コロナの影響で友達と直接会いづらくなっているので、人と接している感じが得られたり、コミュニケーションのきっかけになったりしているのではやっているのかなと思います」

 Z世代の若者に対する定期的なヒアリングや流行の調査・分析を行っている私たち「Z総研」としては、Z世代の発信力やクリエーティブな性質が今回の流行を後押ししたのではないかと考えます。

にんじんだけでなく、イラストでしりとりをする「絵しりとり」も人気(画像:Z総研)

 Z世代は生粋のデジタルネーティブ。初めて手にした携帯はスマートフォン、という人も少なくありません。SNSもはじめから発達していた彼らは情報を受け取るだけでなく自ら発信する能力にたけています。

 人気SNSのひとつ「TikTok(ティックトック)」ではやっている「meme(ミーム)」を例に見てみましょう。

 これは、2019年にさまざまな著名人も参加して一大ブームを起こした「ボトルキャップチャレンジ」のように、ほかの人をまねして自分も投稿するというもの。その簡単さが参加のハードルを下げ、さらには自分なりのアレンジを加えられるという楽しみも相まって、次々と投稿されるようになりました。

 特に今(2020年4月現在)は、新型コロナウイルス感染拡大により東京などでは外出自粛の要請が敷かれている状況です。家の中でできることが限られているなか、おうち時間を少しでも楽しく過ごそうと考えるZ世代のクリエイティビティが、「#にんじんリレー」をはじめとする「チャレンジ系」の遊びを進化させ、さまざまな派生形を生み出していく形になったのでしょう。

かつての「チェーンメール」との大きな違い


【調査】2020年3月、若者の流行ワード1位「新型コロナ」、3位は「You Tube」、2位は?

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