「どこにも居場所がない」と感じる、ひとりぼっちさんに伝えたいこと【連載】東京・居場所さがし(3)

約1400万人もの人が住んでいるのに、ほとんど交わることのない東京は「孤独」を感じやすい街といえるでしょう。たったひとり暮らす大都会で、どうすれば自分の居場所を見つけられるのか。漫画家でイラストレーターのいしいまきさんが「脱ひとりぼっち」の方法を模索します。


目指したのは、「深夜食堂」の世界観

『0円で生きる』などの著書があるライターの鶴見済さんが主催している「不適応者の居場所」という集まりに参加したときに、たくさんの人がいらっしゃっていて「こんなに居場所を求めてる人がいるんだ!」と驚き、きっかけを与えていただきました。

 もちろん、鶴見さんにカリスマ性があるからファンが多く来ているというのはあるとは思うのですが。私は私の漫画家のネットワークで「居場所を探している人の交流の場を設けたい」と思ったのでした。

 初回は決まった人に声をかけるのではなく、不特定多数の人にお会いしたいと思いました。

 コンセプトは「東京に住んでいるが、人との交流関係が希薄、でも人としゃべりたいという人が集まって話す」という感じです。ドラマ「深夜食堂」の世界観に憧れていたので、私はスナックのママという設定で、お酒と焼きそばとポテトサラダを提供することにしました。

初めてのイベントバー開催に奔走した思い出(いしいまきさん制作)

 私が会場に選んだのは、自宅がある小金井市からそう離れていないイベントができるバーです。自分自身何度も足を運んでおり、少し慣れた感じもあります。

 都心から離れており、来ていただくにはなかなか遠い場所かもしれません。しかしここは強気で、自分にとって居心地のいい場所に設定したほうがいいと思いました。無理して自分の家から遠い都心などで行うと、疲れて居心地が悪くなり本末転倒になってしまいます。

 初めてのイベントで、私自身に知名度はなし、都心からも離れているということでしたので、人が集まってくれるかはかなり微妙でした。でも、どうしてもたくさんの人に来ていただきたかったので、告知をがんばることにしました。

ひたすら焼きそばを焼き、それでも満たされた初開催


【知ってる?】10代女子が、家でひとりでしてるコト

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