「20匹以上の子猫が道端に……」 突然のレスキュー要請と男性が流した涙のワケ

保健所や動物愛護センターなどから猫を引き取り、飼育を希望する人に譲渡する活動を続ける「東京キャットガーディアン」(豊島区南大塚)代表・山本葉子さんが、保護活動の一端を紹介するとともに命の重みについて問い掛けます。


まず確認しなければならないこと

「猫たちは元気そうですか?」
「えーと、動いてます。あ、動いてない子もいる」
(全部の猫に触って、温かいかどうか確認してもらう。大丈夫そう)

「へその緒はついてますか?」
「ついてないです」
(生まれたてではないということが分かり、ひと安心)

「頭からお尻まで何cmくらいでしょう?」
「大きい子で僕の靴くらい、一番小さい子はその半分かなぁ」
(男性の足のサイズは24cmとのことでした)

「目は開いていますか?」
「開いてる子と開いてない子がいます」
(目やになどで目がふさがっている子もいる様子)

東京キャットガーディアンが保護した子猫たち(画像:東京キャットガーディアン)

 子猫用のフードについてざっと説明。食べさせ方も話して、その間にもピーピーと聞こえる鳴き声が、周りの騒音で定期的にかき消されます。列車の音。電話場所は東京都内にある大型駅の高架下でした。猫たちは小さめのダンボール3個に分けて入れられていて、元気の良い子が次々飛び出しそうになっているというのです。

「連れて来れますか?」とお聞きすると「会社に行く途中なので今すぐには向かえません。退社後に」との返答。動物病院などに一時預かりを頼んではどうかと提案もしたのですが、始業時間に間に合わないようです。

 男性は大変丁寧な口調でしたが、時間が切迫しているせいでしょう、「とにかくまた後でかけます」と、電話はそこで切れてしまいました。

次々と寄せられた善意の申し出


【画像】里親のもとで大きく成長した元・保護猫の「へそ天」姿

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