2年前の「反則タックル問題」で志願者大幅減 日本大学は今年復活を果たしたのか?

2018年5月の「反則タックル問題」で志願者数が激減した日本大学。問題からもうすぐ2年。2020年入試の志願者数はどうなったのでしょうか。教育ジャーナリストの中山まち子さんが解説します。


騒動の影響が直撃した2019年度入試

 しかし2018年度が始まってすぐの5月、アメリカンフットボール部に関わる「反則タックル問題」の報道がマスメディアで連日取り上げられる事態に。何度も問題映像が流され、日本大学のイメージ低下は避けられないものとなりました。

アメリカンフットボールのイメージ(画像:写真AC)

 時期的にもAO入試のエントリー提出前に起きた事件で、進路選択を考える受験生への影響は当初から危惧されていました。不安は的中、余波は受験にも及びました。

 2018年度まで順調に伸びていた流れから一転、2019年度の入学試験の志願者数は激減しました。一般入試は10万人を割り込み、AO入試の志願者数も1735人伸び悩んだのです。

 いずれの入試も2018年より減少したことを考えると、一連の騒動のインパクトは相当なものでした。日本大学の知名度をもってしても、受験生やその保護者を引きつけることができなかったのです。

 騒動の影響はすさまじく、受験生の「日大離れ」がささやかれました。大学の学部内や教育現場で起きた問題ではないものの、一度落ちたイメージを回復するにはかなりの時間がかかります。

2020年度の一般入試から見えること

 そんな日本大学ですが、2020年度入学試験は復活を果たしたのでしょうか。

 結論から言うと、一般入試での志願者数は2019年を大きく上回る11万3184人となりました。

 多くの学部で大幅に志願者数を増やしていますが、最難関である医学部は減らしています。しかし、定員厳格化や2021年度の「大学入学共通テスト」への不安から難関大学・学部を避ける傾向が強まったと考えられるため、医学部に関しては2021年度の動向を注視する必要があります。

日本大学法学部の所在地(画像:(C)Google)

 一部の学部では減少したものの、看板学部である法学部の一般入試志願者数は2019年より約2000人増加と、復活を印象付けています。

不祥事が志願者数を左右する時代に


【調査結果】2021年から実施「大学入学共通テスト」、理解している保護者はどのくらいいる?

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