昭和の香り漂う「あんバタートースト」が令和の現在人気のワケ
2020年4月13日
ライフ名古屋の喫茶店にルーツを持つ「あんバタートースト」が現在、人気を博しています。カフェライターの川口葉子さんが解説します。
令和のあんバタートーストの特長は?
「地域のお店とつながりを持ちながら地元を盛り上げたい。そんな思いから、もともとHOT BAGLESさんのベーグルを使ったメニューを提供していました」と、オーナーの田中宣彦さんは語ります。
「HOT BAGLESさんの食パンを食べたら風味も食感も良くて感銘を受け、ぜひお客さまにこのパンを食べていただきたいと思ったんです。トーストすると耳はバゲットのようなカリッとした食感になり、中はもちもちして、小麦粉の香りがふわっとたちのぼります」
おいしいパンありきのあんバタートーストは、NORIZ COFFEEのセンスと神経の行き届いた仕上げによって、心をとらえる逸品になりました。

お客が待つテーブルに運んでいくと、まず「かわいい!」という歓声が上がります。程なくして、その声が「おいしい」に変わる瞬間がうれしいのだと田中さん。
またNORIZ COFFEEのあんバタートーストやスイーツは、コーヒーを飲み慣れない人々のための補助線ともなっています。
コーヒー豆は浅いりから深いりまで6種類ほどそろえてあり、オーダー時に田中さんが好みを聞いたり、スイーツとの相性をわかりやすくガイドしたりすることで、気軽にコーヒーとのペアリングに親しめるのです。
SNSでも話題に
風味もルックスも麗しい令和のあんバタートースト。
会員制交流サイト(SNS)にはNORIZ COFFEEをはじめとして各地のコーヒーショップで撮影された写真がずらりと並んでおり、それが新規のお客を増やすと同時に、自宅であんバタートーストをつくって楽しむ人々にもヒントを与えています。

いま、コーヒーショップも家庭も含めた、新たなあんバタートースト文化が醸成されつつあるのです。
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