ソフトバンクの白戸家CMでも人気 昭和の名女優「若尾文子」から学ぶ魅力ある女性の生き方とは

キネマ旬報社によるファン投票で、日本映画女優部門「第2位」に選ばれた、日本を代表する名女優・若尾文子の魅力について、フリーライターの立花加久さんが解説します。


女性の生き方が学べる若尾映画

 記憶に新しいところでは、国内通信大手ソフトバンク(港区東新橋)のCMでおちゃめなおばあちゃんとして出演し、映画を知らない若い世代にもアピールしています。

サラリーマンの聖地新橋もまた若尾映画の舞台となった(画像:立花加久)

「とにかく悪女から純粋無垢(むく)な町娘まで、若尾さんがこれまで演じてきた主人公のキャラは振れ幅が大きいんです」

こう語るのは、本映画祭の宣伝担当の倉林実央さんです。

「20代女性は社会に出たときに役にたつ立ち振る舞いやしゃべり方を、30代女性は男性の転がし方を(笑)、そして40代女性はこれまで体験してこなかった別の生き方を追体験し、社会的教養として作品を楽しんでもらえたら」(倉林さん)

 女性である倉林さんの目からみて、さまざまな役が演じられた若尾映画は女性の生き方が学べる教科書だと言います。

「できる女」を目指す女性は必見の作品

 その上で若尾映画から学ぶキーワードとして、

・共感
・憧れ
・怖さ

を挙げる倉林さん。

「『共感』して学べる作品は『お嬢さん』(1961年)です。主人公は、家族や周囲から『良い人と結婚して幸せになりなさい』と言われ続けている、若尾さん演じる女子大生です。

しかし、主人公はなかなか言うことを聞きません。結婚しないわけではないけれど、自分で決めたいわけです。原作は(ノーベル文学賞候補になった)三島由紀夫ですから、文学的な美しいせりふが頭でっかちなところもありますが、インテリジェンスは十分詰まっています。特に『できる女』を目指す人は必見かもしれません」

ビジネス街のキャリアウーマンのイメージ(画像:写真AC)

 若尾文子のファッションもとてもおしゃれで、自己プロデュース力やマネジメント力を学べる、ラブコメの王道を行く作品と言えるようです。

悪女だが説得力のある魅力を演出


【画像】色気のなかに漂う「知性」 若尾文子の「映画祭公式ポスター」を見る

画像ギャラリー

/wp-content/uploads/2021/02/200226_wakao_07-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/02/200226_wakao_08-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/02/200226_wakao_01-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/02/200226_wakao_02-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/02/200226_wakao_03-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/02/200226_wakao_04-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/02/200226_wakao_05-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/02/200226_wakao_06-150x150.jpg

おすすめ

New Article

新着記事

Weekly Ranking

ランキング

  • 知る!
    TOKYO
  • お出かけ
  • ライフ
  • オリジナル
    漫画