【2020年中学受験】男女御三家・早慶・MARCH付属校の受験者数は結局増えたのか、減ったのか?

2020年の中学受験――ちまたでは、最難関中学を避ける「手堅い」生徒が増えているといった話もありますが、首都圏の男女御三家や早慶、MARCH付属校の受験者数はどのように推移したのでしょうか。教育ジャーナリストの中山まち子さんが解説します。


難易度が上がった早慶の付属・系列校

 早稲田と慶応は、それぞれ3校ずつ付属校と系列校があます。

 早稲田の場合、2010(平成22)年度から新設された付属校かつ男子校の早稲田大学高等学院中学部(練馬区上石神井)と系列校である共学の早稲田実業学校中等部(国分寺市本町)と、男子校の早稲田中学校(新宿区馬場下町)への出願者数の合計は、前年より161人多い3357人となっています。

早稲田実業学校中等部の外観(画像:(C)Google)

 一方、三つの付属校を擁する慶応は、男子校の慶応義塾普通部(横浜市)、共学である慶応義塾中等部(港区三田)と慶応義塾湘南藤沢中等部(神奈川県藤沢市)を合わせた2月の出願者数は、前年よりも24人多い2779人となっています。

 ただし、男女別で比べると両校ともに女子の出願者が減少しており、特に慶応の付属校ではその傾向が大きくなっています。

「早慶を避ける層が増えた」とは言い切れない

 早慶の付属や系列校では女子の出願者が減少したものの、男子が増加したこともあり、合計の出願者数は前年よりも多く、ちまたでささやかれる「早慶を避ける層が増えた」とは簡単に言い切れない状況です。

慶応義塾中等部の外観(画像:(C)Google)

 一方、早慶の次と目されるMARCHの中学受験は興味深い結果となっています。MARCHの中でも、出願者数が減少した学校と増加した学校に大きくわかれているのです。

 明治大学の三つの付属校の合計出願者数は、前年に比べて669人少なくなっています。同様に、法政大学中学校(三鷹市牟礼)と法政大学第二中学校(川崎市)の出願者も減少。中央大学も、中央大学付属中学校(小金井市貫井北町)と中央大学付属横浜中学校(横浜市)の出願者が減っています。

立教も大幅に増加

 一方、青山学院大学と立教大学では増加傾向が見られます。特に立教大学では男子校の立教池袋中学校(豊島区西池袋)の出願者数は、この3年で180人近く増加しています。

立教池袋中学校の外観(画像:(C)Google)

 また、提携校として有名な香蘭女学校(品川区旗の台)は生徒の半数が関係校推薦として立教大学に進学できる点と、また2018年2月の入試から単日入試から2回の試験日を設けたことで、出願者数が増加しました。

 このように、MARCH内では受験生の人気を集めた学校と前年よりも落ち込んだ学校がはっきりしています。

どうなる2021年以降の出願動向


【地図】意外と知らない? 中学受験「男女御三家」がある場所をチェックする

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