4月に名称復活、首都大改め「都立大」へ 変更後の15年間を振り返る

2020年4月に名称が復活する東京都立大学。この15年間を教育ジャーナリストの中山まち子さんが振り返ります。


名称復活の考えを表明した小池都知事

 当初の混乱も落ち着き、都市環境学部といった大都市・東京ならではのユニークな学部が設置されるなど、独自性の高い大学運営は支持されてきました。しかし、首都大学東京の名前は世間一般に定着するに至りませんでした。

 2013年度9月から11月までの間に行われた学生へのアンケートでも、改善してほしい点では「大学名・知名度」が43%と断トツ1位となっています。

アンケート調査のイメージ(画像:写真AC)

 新しい大学名が浸透していなければ、就職活動などで不利になると不安を覚える学生もいることでしょう。学生からの声があっても、一度決まった大学名を覆すことは容易ではありません。

 しかし、2018年7月の都政改革本会議の席上での、小池百合子都知事の一声で事は急変しました。

復活で東京都立大の魅力発信に期待がかかる

 2017年の秋に実施されたアンケートでも、改善点の1位が「大学名・知名度」だったこともあり、首都大学東京を知名度の高い東京都立大にし、知名度とブランド力をアップさせる考えを示唆したのです。

 小池知事は2018年8月の定例会見で、2020年4月から都立大の名称に変更することを正式発表。名前だけが入れ替わるため、大きな混乱もなくそのときを迎えられると考えられます。

記者会見のイメージ(画像:写真AC)

 15年以上経過して振り返ってみると、都立大を巡る混乱はバブル崩壊を機に起きた財政悪化による大学再編が発端になっています。しかし、結果的には全国の公立大の中ではトップクラスの学部数を誇る総合大学となりました。

南大沢キャンパスという優位性


【地図で確認】首都大学東京のある「南大沢」って、どこ?

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