天下の東大入学をフライングゲット? 5年目迎えた「推薦入試」、しかし裏にはシビアな現実があった

2016年度から始まり、2020年度に5回めを迎えた東京大学の推薦入試。私立大学などでは「推薦・AO入試組は、一般入試組の学生と学力差がある」としばしば指摘されますが、国内最難関の東大の場合はどうなのでしょうか。教育ジャーナリストの中山まち子さんが、東大推薦入試の仕組みと近年の傾向を解説します。


理科類の医学部医学科にも推薦枠

 東大では推薦入試を始めるにあたり、後期日程の募集を廃止し、全学部100人の募集定員をそのまま推薦入試の定員に据え置きました。

 東大の一般入試は学部への出願ではなく、文科1類、理科3類といった科類の試験を受け、1学年から2学年前期までは教養学部に属することになっています。ほかの大学とは異なり、2学年の後期から成績や進学希望を踏まえて各学生が専門学部や学科を選択するシステムです。

東大キャンパスのすぐ近くにある東京メトロ南北線の東大前駅(画像:写真AC)

 一方、推薦入試では最初から志望する学部への出願が可能となっており、「この学部に行きたい」と強い思いを持つ高校生に門戸を開いているという特徴があります。

 ただし、教養学部のように理系と文系の専門学科が混在している学部も多いため、各学部によって合格者それぞれに相当する科類を指定し、教養学部に所属することになります。

 学部ごとの募集定員は規模によって振り分けられており、最多が工学部の30人、最少は薬学部と医学部の5人となっています。しかし、医学部に関しては医学科が3人、健康総合科は2人と募集定員が定められています。そのため入試を受ける段階で学びたい専門分野が決まっていない受験生には、推薦入試は不向きと言えるでしょう。

センター受験が必須、2019年度の合格者は最少


【ひと時の癒やし】受験あるある「受験川柳」に共感の嵐

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