東京モーターショーを超える「東京オートサロン」という名のイケてる遊興空間

国内のカーイベントというと「東京モーターショー」を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、近年、注目を集めているのが、2020年1月に幕張メッセで開かれた「東京オートサロン」です。ふたつのイベントの違いは何か、なぜ「東京オートサロン」のプレゼンスが高まっているのか? 文殊リサーチワークス・リサーチャー&プランナーの中村圭さんが解説します。


「コト消費」を打ち出した内容

 カーイベントというと、東京ビッグサイトで隔年開催される「東京モーターショー」を思い浮かべる人が多いでしょう。同イベントは国内外の大手自動車メーカーが出展する世界屈指の車の見本市で、1990年代初頭の最盛期には15日間で200万人もの人を集めました。

 カーマニア以外も集客し、えりすぐりのコンパニオンが集結することから、それ目当ての素人カメラマンが集まることでも話題になりました。しかし、近年は日本市場が成熟期にあることもあり、海外大手メーカーの中では出展の効果が薄いと判断、「東京モーターショー」から撤退する動きが出てきています。

「東京オートサロン2020」全景(画像:東京オートサロン事務局)

「東京モーターショー」の2017年の来場者数は10日間で77万1200人、1日当たり約7.7万人まで落ち込みました。2019年は内容を参加・体験型に見直し、車関連の仕事が体験できる「アウト オブ キッザニアin TMS 2019」を招致するなどして、12日間で130万900人、1日当たり約10.8万人に持ち直しました。しかし、多くの海外大手メーカーが出展を見合わせるなど、カーイベントとしての衰退の色は否めません。

「東京モーターショー」は、大手メーカーが中心となって新車やコンセプトカーを発表したり、車社会の未来の姿を提示したりする内容になっており、メーカーで内容が比較的同じ方向性になりがちです。

 一方、「東京オートサロン」は車をどう走らせるか、車でどう遊ぶか、車でどう快適に過ごすかといった、車による「コト消費」(所有では得られない体験など価値を置く消費)がテーマで、内容や車種が多様であり、出展者も大手メーカーから中小パーツメーカー・チューナーまで多岐にわたっています。カーユーザーにとっては身近で興味のある内容であり、若い層も含め幅広い層が来場しています。

日本車に強いリスペクトを持つ外国人


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