公立学校に通ったら「お金が掛からない」は大間違い 文科省データで見えてきた東京の現実とは

授業料無料のイメージから、私立中学と比べて公立中学進学はあまりお金がかからなそうなイメージがありますが、どうやらそんなに甘くないようです。教育ジャーナリストの中山まち子さんが解説します。


「補助学習費」に年間8万円以上の差

 念のため繰り返しますが、

「学校外活動費」 = 「補助学習費」 + 「その他の学校外活動費」

です。

「補助学習費」にカウントされる「家庭教師費」と「学習塾費」の1年間の合計を比較すると、大都市の公立中学に通う生徒は年間平均27万2500円、私立中学に通う生徒は18万4539円と8万円以上の差があります。

 その理由は、私立中学の多くが中高一貫校で高校受験をする必要がなく、中学3年間は比較的余裕を持って勉強でき、学校側から手厚い指導を受けられるため、公立中学と比べて家庭教師や塾にかかる費用が抑えられているためだと考えられます。なお公立中学に通う生徒は3年生ともなると、33万8040円まで跳ね上がります。

学生生活と受験のイメージ(画像:写真AC)

 受験では、学校の勉強だけで希望の高校に合格する生徒もいますが、多くは塾に通ったり、家庭教師を雇ったり、通信教材などを使ったりして入試に備えます。

 そのため、保護者は「公立中学だからお金はかからない」と気楽に構えず、入学直後から高校入試までにかかりそうな教育費を計算してみることが大切です。中学1年生では教育費を極力抑え、後半に向けてためておくなど、大まかな計画性を持つことが求められます。

公立中学でもお金はかかる


【小中学生の保護者に聞いた】子どもの受験対策、いったいどんな塾が選ばれる?

画像ギャラリー

/wp-content/uploads/2020/01/200126_koritsu_04-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/01/200126_koritsu_05-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/01/200126_koritsu_06-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/01/200126_koritsu_07-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/01/200126_koritsu_08-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/01/200126_koritsu_01-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/01/200126_koritsu_02-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2020/01/200126_koritsu_03-150x150.jpg

New Article

新着記事

Weekly Ranking

ランキング

  • 知る!
    TOKYO
  • お出かけ
  • ライフ
  • オリジナル
    漫画