今年で終了 都内9万人が昨年受験「センター試験」を振り返る

2020年でその役目を終える大学入試センター試験について、教育ジャーナリストの中山まち子さんがその変遷について解説します。


私大のセンター試験利用は拡大の一途

 第1回目のセンター試験の志願者は約43万人だったものの、4回目となる1993(平成5)年1月の試験への志願者は50万人を超え、それ以降50万人を下回る年はありませんでした。60万人以上の志願者を記録する年もあり、大学進学を目指す学生にとって、センター試験は欠かすことができなくなったのです。大学進学率の上昇を伴い、少子化が進む中でも常に50万人の志願者を維持したことは特筆すべきことといえます。

 センター試験は国公立大学だけでなく、私立大学の入試にも利用可能という大義名分でスタートしましたが、第1回目の利用を表明した私立大学は慶応大学を含む16大学にとどまりました。しかし、その後は1999(平成11)年に200校の壁を突破するなど順調に参加する私立大学は増え続け、2020年1月の試験ではセンター試験利用入試を実施する私立大学は533大学になっています。

センター試験のイメージ(画像:写真AC)

 全国規模で一斉に行われるセンター試験は、国公立大学と私立大学の垣根を超え、学生と大学側の負担を減らすなどのメリットがありました。地方在住の優等生が私立大学の入試のために首都圏などに出向く回数は減り、都会と地方の入試機会の是正に一役買ったのは間違いありません。

時代に沿う対応を行ってきたセンター試験


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