紅白も見られない? お正月返上で受験勉強、会社員よりはるかに忙しい都内小学6年生の厳しい冬休み

お正月休みに入り、のんびり過ごしている人も多いかと思います。しかし、中学受験を控えた東京など首都圏の小学6年生のいる家庭は例外です。大みそかや元日まで塾の講習が入っているという児童も珍しくありません。教育ジャーナリストの中山まち子さんがその実態を紹介します。


年末年始の遠出はまず不可能な日程

 2019年度の冬期講習会が12月25日(水)から始まるサピックスは13時30分から18時50分と午後からのスタートとなっています。一方、12月26日(木)から冬期講習会が始まる四谷大塚と早稲田アカデミーは朝の9時頃から始まり、17時前後まで勉強するカリキュラムになっています。講習会とは別日に行われる正月特訓は3つの塾とも午前9時からスタートし、四谷大塚と早稲田アカデミーでは17時前後に終了し、サピックスは17時40分とトータル7、8時間にも及びます。

 正月特訓の期間は三者三様で、サピックスは元旦を除く2019年12月30日(月)から2020年1月3日(金)の4日間で実施しています。四谷大塚は大みそかの12月31日(火)から元日、1月2日(木)の3日間とコンパクトにまとめているものの、早稲田アカデミーでは12月30日から1月3日の5日間の正月特訓を行っています。

 このように、冬期講習や正月特訓に参加する場合、年末年始に家族で遠出することは不可能に近いといえます。

家計負担も……冬期講習と正月特訓は別料金

 冬期講習会と正月特訓は別コースとして分けられているため、どちらにも参加したい場合はそれぞれの費用を支払うことになります。その額は、家計への負担という点で無視できない金額になっています。

 サピックスの場合は塾生のみ受講可能で、冬期講習会と正月特訓それぞれ5万2800円(税込、以下同)と同じ費用を設定。両方に参加すると合計10万円を超すことになります。3日間の正月特訓が1万3200円の四谷大塚の場合、最終日のテストを含む冬期講習会の料金は6万9850円です。

東京の主な中学受験塾の冬期講習・正月特訓(画像:教育ジャーナリスト中山まち子さんの調べを基にULM編集部で作成)

 早稲田アカデミーは一般生と塾生で価格が異なりますが、割安な塾生でも冬期講習会で4教科を受講すると7万3800円、正月特訓は5万9000円。どちらも参加をすると計約13万円掛かります。子どものラストスパートのために、親もかなりの資金を投入する必要があるのです。

集中力と経済力、両方を求められる現状


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