「外国人労働者 = コンビニ店員」という考えは、もはや時代遅れだ

2019年1月時点で55万人を超えた東京都の外国人。これから増え続ける彼らとのコミュニケーションを避けることは今後できません。いったいどのようにしたらよいのでしょうか。アジア専門ライターの室橋裕和さんが解説します。


都内にいくつもある外国人タウンに出かけてみる

 都内にはいまや、外国人コミュニティがたくさん形成されています。ミャンマー人の多い高田馬場、インド人IT技術者が住む西葛西、いまや多国籍混在タウンとなった新大久保、それに板橋、十条、小岩といった街も、アジア系の人々が混じりあうようになってきました。

 そこには、外国人が暮らす機能が満ちています。レストランに始まり、エスニックな食材やスパイスやハーブや、現地の日用品に雑貨などが所狭しと並ぶ小さなスーパーマーケット、スマホなどの販売店、外国人向け不動産屋、送金屋……まるで異国にいるかのようです。

外国人街の食堂はちょっと入りづらい店もあるかもしれないけれど、きっと歓迎してくれる(画像:室橋裕和)

 日本にいながらにして海外旅行気分を体感できるのですが、どの店もたたずまいは愛想やおしゃれさもなく、よく言えば「質実剛健」という感じでちょっと入りづらいかもしれません。このあたりも異国っぽいのですが、思い切って踏み込んでみれば、きっと誰もが歓迎してくれるでしょう。

 日本人がほとんど来ないような店でも、メニューや食材について親切に解説してくれたり、母国について教えてくれたりするはず。こうした店はなんだか、日本の懐かしい商店街のような匂いと、距離の近さが感じられます。

 そしてまた、情報の宝庫でもあります。それぞれの民族のお祭りだって日本で開かれているのですが、その開催日時だとか、パーティーについてのチラシなどが置かれていることがあるのです。地震や水害の被災地で行う炊き出しについての案内を見たこともありました。バンドを組んでいる外国人もいて、ライブの告知が貼られていたりもします。

 外国人コミュニティでは、そんな生活の有り様に触れることができるのです。

まずは会って話すこと


【在留外国人100人に聞きました】日本企業の印象はブラック? 在留外国人の労働満足度は?

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