「レディースランチをなくさなければ、本当の男女平等ではない」 日本最大の女性アワードで記者が感じた、受賞者たちの問題意識

12月19日に六本木ヒルズ森タワーで行われた「Forbes JAPAN WOMEN AWARD2019」をライターの秋山悠紀さんが取材しました。いったいどのようなことが話し合われたのでしょうか。


なぜ東京の中小企業がベスト3にないのか

 また300人未満のランキングを見てみると、トップ3はいずれも地方企業であり、トップ10には東京の企業は半分しか入っていません。

大和総研主席研究員の河口真理子さん(画像:Forbes JAPAN)

 このランキングのヒントが、アワード内でもなされました。それは、受賞企業とのトークセッションに登壇した大和総研(江東区冬木)の主席研究員・河口真理子さんのお話。気候変動問題や環境配備経済に詳しい河口さんによると、昨今取り沙汰されているサステナビリティ(持続可能社会)は、環境問題だけの話ではないと言います。

「今の世の中は、明らかに20世紀の拡大成長社会以上の拡大できなくなっています。かつては物を使って売れば儲かり、それが成長や幸せでした。しかし地球の資源も限界が見え、77億人が住むこの地球で人間が幸せに生きていくには、拡大ではなく持続が絶対的に必要になってくる。

 拡大は男性がうまくやる狩りや勝ち負けが重要な価値でしたが、持続には女性がうまくやる共生やシェアの価値観が重要。女性そのものではなく、女性性的な価値観が経済にも社会にも求められていることを企業側が理解しなければいけません」

 この話を聞き、筆者はついさっきまで考えていた浅はかな考えを恥ずかしく思うのと同ときに、今回受賞した企業の3人のような女性リーダーのビジネスモデルが、社会全体にもたらす幸せの価値観や影響は今の時代にとても重要なのだと痛感しました。

 そして、地方と比べて圧倒的に数の多い東京の中小企業は、共生するのではなく前時代的なマンパワー経営の狩りで利益追求のみに走っていることが、今回のランキング結果の要因なのでしょう。

「女性ならでは」の活躍ではない


【あなたは何社知ってる?】アワード受賞企業の社名一覧

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