ネスレ日本が平日朝に、乗客たった10人の「無料バス」を走らせるワケ

ネスレ日本(神戸市)とケイエム観光バス(大田区大森南)が提携し、12月2日から期間限定で通勤バスを走らせています。いったいなぜでしょうか。


「ゆっくり朝食を摂る」という習慣

 記者発表に登壇したネスレ日本飲料事業本部レギュラーソリュブルコーヒービジネス部部長の島川基(もとい)さんは、「日本人は仕事や家事、育児でとにかく朝から時間がありません。仕事のパフォーマンスや生産性に大きな影響を及ぼす朝食を欠食する習慣や、通勤混雑の緩和に役立てたいと思っています」と意気込みを語りました。

「YuGa」の内観(画像:秋山悠紀)

 ネスレとしては「日本の朝を変えたい」という大きな目標を掲げていますが、乗車人数は毎回たったの10人。

「たったの10人を乗せるだけで通勤ラッシュの解決になるはずがない」

と疑問に感じた筆者は島川さんに、企画の詳しい意図や思いを聞きました。

――まず、今回の企画が12月になったのはなぜでしょうか。

 コーヒーは寒い時期と暑い時期に需要が伸びる――という背景があります。しかし一番は、年間を通して最も忙しい年末だからこそ、ゆっくりとした朝の時間の大切さを訴求できるのではないかと思ったからです。

――「毎朝ちゃんと朝食を食べよう」という狙いであれば、今回のバス到着地である東京駅で手軽に食べられる朝食を提供するといったやり方もあると思います。なぜ、バス移動という手段にしたのでしょうか。

 ポップアップショップを出店するだけでは、「外出する場所」で終わってしまいます。朝食を摂るための外食は、手段としてなかなか長期的に続きませんよね。やはり朝食を摂るのはそれぞれのご家庭。まるで家にいるかのような気分でコーヒーと朝食を摂ってほしいという思いから、リラックスできる豪華なバスでの提供を企画しました。

「まずは個人が変わらなければならない」


【画像】思ったより豪華? バスの車内で提供される朝食例

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