グニュグニュした豚バラがたまらない 味のルーツは築地の名店 東日暮里「すずき」のニラそば【連載】東京レッツラGOGO! マグロ飯(5)
2019年12月8日
お出かけ都内散歩と食べ歩きにくわしいフリーライターの下関マグロさんが、都内一押しの「マグロ飯」を紹介します。
「湯飯」の読み方は?
大きなコップで氷と透明の液体が提供されました。あれ、酎ハイを注文したわけじゃないんだけどなと、飲んでみると水でした。なぜこんなに大きなコップで提供しているのでしょうか。
鈴木さんに聞いたことがあります。答えは「ひとりでやっているんで、いちいち水を注ぐのがたいへんでしょ、だから多めに入れているんですよ」とのこと。実際ひとりで切り盛りされているので、お客さんが多いときなど注文から提供まで時間がかかることがありますが、常連客のみなさんは、文句も言わずに待っています。
取材時は暑い日だったので、冷やし中華を最初に注文しました。大きな短冊になっているのが目に入ったからです。

とても丁寧につくられていて、とにかく美しい。冷やし中華を食べながら、あらためてメニューを眺めていると、「スタミナバツグン!」というキャッチコピーとともにあったのが、赤文字で書かれた「ピリカラ湯飯」(600円)に気がつきました。こ、これはオリジナルメニューじゃないですか。
次回はこれを注文しようと、再訪問をしました。が、「湯飯」ってどう読めばいいんでしょう。町中華なので湯麺(たんめん)と同じような感じで、湯飯(たんはん)なんでしょうか。わからないので、鈴木さんに聞いてみました。
「ああ、それは、ピリカラ“ゆめし”ですね」
とのこと。湯飯(ゆめし)、めちゃくちゃ和ですね。中華なのに。とにかくいただいてみました。
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