ブームから早10年 「卵かけご飯イベント」に老若男女が押し寄せたワケ
2019年11月6日
知る!TOKYO「たまごかけご飯」が好きだという人、多いと思います。すっかり庶民飯として定着しているこのメニューを前面に押し出したイベントが、このたび池袋で初開催されました。なぜ今、卵かけご飯なのでしょう? 現場の様子と主催者の思いを取材してきました。
10人いれば10通りの卵かけご飯がある楽しさ
さて、超満員の会場では参加者たちが思い思いの卵かけご飯を楽しんでいました。
卵とご飯を先に混ぜてから醤油を垂らす人。ご飯と醤油を混ぜた後で卵を割り入れる人。あえて卵を溶かずに食べる人。海苔、ワサビ、柚子胡椒などのトッピングをふんだんにのせる人。ご飯の真ん中にくぼみを作ってそこに慎重に卵を割り入れる人……。
「あなたの卵かけご飯、見せてください」と声をかけると、10者10様、皆違った器の中身を見せてくれたことがとても印象的でした。
ただし卵をパカッと割る瞬間、つい笑顔になってしまうのは万人共通。

石川県からわざわざ駆け付けた女子大学院生(23歳)は、「高校2年生の頃、全然ものが食べられなくなってしまった時期がありました。でも、卵かけご飯に出会って、たくさんご飯が食べられるようになりました。卵かけご飯の、優しいところ、まろやかに包み込んでくれるところが大好きです」と話していました。華奢な体で、この日はご飯3杯、おいしくいただいたそうです。
上野さんたちは今後も年1回のペースでこうしたイベントを開催する計画だといいます。
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