貧乏学生の胃袋を支えてくれた目黒区「ダイエー碑文谷店」の思い出

大型商業施設・イオンスタイル碑文谷以前に存在し、かつて小売業界にさまざまな衝撃を与えたダイエー碑文谷店についてルポライターの昼間たかしさんが解説します。


碑文谷はスーパーマーケットの「聖地」

 しかし、「流通革命」といわれ栄華を誇ったダイエーは時代の変化に抗えず、表舞台から遠ざかっていきました。その後を受ける形で入居したイオンスタイル碑文谷ですが、単に居抜きで物件を入手して運営しているわけではありません。

 2016年のオープンにあたり、イオンリテールの大島学専務執行役員南関東カンパニー支社長(当時)は「41年前、ダイエーの幹部がマーケットで最高のものをつくろうと努力した」として、「お客さまのライフスタイルに合わせて最高級のものを展開しようということでイオンスタイルにした」(日本食糧新聞 2016年12月28日付)と語っています。

 その熱意があってか、決して人通りの多くない碑文谷周辺でこの周囲だけは常に賑わっています。ダイエー時代と変化しているのは、単に安いだけでなくより幅広い商品が揃っていることです。2018年には目黒通りを挟んだ向かいにある別館に、フランス発のオーガニックスーパー「ビオセボン」がオープンしています。時には節約してスーパーマーケットで安く。時には自分へのご褒美に高価で良い品をという風に、さまざまな買い物スタイルが楽しめるのです。

 ダイエーが歴史の1ページになってしまったことは寂しいですが、今なお碑文谷はスーパーマーケットの「聖地」なのです。


【地図】都心からも近い! イオンスタイル碑文谷の場所を見る

画像ギャラリー

/wp-content/uploads/2019/10/191031_himonya_03-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2019/10/191031_himonya_01-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2019/10/191031_himonya_02-150x150.jpg

おすすめ

New Article

新着記事

Weekly Ranking

ランキング

  • 知る!
    TOKYO
  • お出かけ
  • ライフ
  • オリジナル
    漫画